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Star Wars Episode III: Revenge Of The Sith (Widescreen)
2005/11/1発売 米国盤DVD
2005年ジョージ・ルーカス監督作。
SF映画の金字塔、「スター・ウォーズ」シリーズの最終エピソードとなる「エピソード3/シスの復讐」の米国盤DVDがついに発売日を迎えた。今年5月に劇場で観た時には、大筋の展開は予想がついていたにも関わらず、想像をはるかに超えるスペクタクル映像に驚き、感動し、完全に圧倒されてしまった。それから5ヶ月、また別の興奮を与えてくれるのがこのDVDだ。
エピソード1が公開されてからの6年間、映画の撮影やCG製作技術がどこまでも進歩し続けていることには驚くばかりだが、DVDのコンテンツ・クオリティにも同じことが言える。エピソード1より2、さらに3の方が画質・音質共にレベルアップ。映像は冒頭から戦闘機が目の前に迫ってくるような三次元空間を作り、5.1chEX音声は、驚くほど豊かな質感やバリエーションを持つ低音と、頭上を駆け巡る縦横無尽のサラウンドに大興奮。エピソード3はシリーズ中最高のクオリティと言えるだろう。
充実した特典ディスクも見逃せない内容ばかり。まずカットシーンでは、単にシーンから削除された数秒のフィルムではなく重要なサブプロットがいくつか隠されている。収録の6つのカットシーンはどれも本編に欲しかったと思うものばかりだが、特にパドメ(ナタリー・ポートマン)の苦悩により共感できるシークエンスが含まれていて、これがあればドラマにももっと深みが出たと思われるので非常に残念。また、一番最後に入っているヨーダの短いカットシーンは、思わず「そうか!」と唸ってしまったが、旧3部作からのファンならば納得のシーンだ。
2つの長編メイキング映像は、どちらも一本の映画になりそうな密度の濃い内容で、合わせて3時間近くにもなる。一つは本編製作とシンクロしてウェブ上で公開されていたウェブドキュメンタリーの全収録。日々、製作が進行する様子が綴られている。もう一つは、オビ=ワン(ユアン・マクレガー)とアナキン(ヘイデン・クリステンセン)のライト・セーバー対決シーンができるまでを、プロデューサーのリック・マッカラムが解説した「Within A Minute」で、本編では50秒程のシーンの製作過程を1時間20分に渡り、ありとあらゆる製作現場から詳細に解説している。ほかにも、スタント舞台裏とダース・べーダー誕生に関する短い舞台裏映像、各種予告編、スティル・ギャラリー、ミュージック・ビデオ、ゲーム予告編を収録。もちろん本編ディスクの方には監督やプロデューサーが参加しているコメンタリーを収録。そして、お決まりの「隠しコマンド」も発見済み!
アメリカではプレステ用ゲーム”Star Wars: Battlefront II”も同時発売ということで、派手に宣伝していたマンハッタンの大型販売店の前では、開店前から人々が待ちかまえていた。こんな光景を観たのも久しぶりだ。これがシリーズ最後と思うと寂しいばかり。
May the force be with you…
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10月23日、ハリウッド・フィルム・フェスティバルでブエナ・ビスタの配給により宮崎駿監督作品「となりのトトロ」の特別上映が行われた。もう15年以上も前のこの作品がフィルム・フェスティバルで上映されたのは、新しい吹替え版が完成したため。サツキの声は、「宇宙戦争」「マイ・ボディガード」などに出演して今ハリウッドで一番活躍している子役スター、ダコタ・ファニング、メイの声はその妹のエル・ファニングと、本当の姉妹が担当していることで話題になっていた。これまで、アニメの吹替えはキャラクターが子供であっても声優は大人だった。でも、「トトロ」のプロデューサーはサツキとメイのイメージにぴったりくる姉妹を探していて、うってつけだったのがファニング姉妹だったそう。
残念ながら今後アメリカ各地で公開される予定はないとのことなのだが、今週発刊されたDVD業界紙に気になる記事を見つけた。ブエナ・ビスタは、来年春に発売する「となりのトトロ」DVDに向けて、ダコタ&エル・ファニングによる吹替え収録のメイキング映像を作っている、と書いてある。ということは、今回の吹替え版を収録したDVDリリースが発表される日もそう遠くはないのかもしれない。
「となりのトトロ」の米国盤DVDは、FOXから2002年に英語吹替え版のみのエディションがリリースされていたけれど、今では廃盤になっている。その後、2004年8月に2枚組で発売予定だったブエナ・ビスタ版はもう1年以上も発売延期になったまま。同じように2004年8月の発売がいちど延期された宮崎作品「風の谷のナウシカ」と「紅の豚」は、今年2月に発売済だけれど、「トトロ」だけは未発売のままになっている。ファニング姉妹による今回の吹替えの内容はFOX版DVDとは全然違うということだし、今の段階では発売時期についてもまだまだ確かではないけれど、今度こそ、発売に期待したい。
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何とも盛り上がりに欠けるハロウィンの日だった。ハロウィンは、もともとケルト人が死者の魂が帰ってくることを祝っていたものが、キリスト教徒に伝わったことが起源とされている。今では大人は仮装パーティを楽しみ、子供たちは仮装して”Trick Or Treat”と言いながら近所の家々を回ってキャンディをもらうのが習慣になっている。
例年は朝から全身仮装して会社に向かう人たちがたくさんいて、その奇抜な姿を目で楽しむのだが、今年はハロウィンが月曜日とあってか、昼間は仮装している人はほとんど見なかった。仮装パーティは週末のうちに済ませてしまった人も多いらしい。夜になって恒例のグリニッジ・ビレッジでの仮装パレードが賑わっていたようだが、TVで見ていてもなにしろ暗くて臨場感が湧かない。
ブルックリンでは、子供たちが”Trick Or Treat”と言いながらキャンディをもらっている姿を見かけた。ハロウィンと言えどニューヨークのような都会では知らない人の家をいきなり訪ねるのは危険だから、子供たちの行き先は、デリ(食料品や日用品を売っている小さな商店)やランドリー、レンタルビデオ屋といったところ。お店の人たちは慣れたものでちゃんとお菓子を用意してくれている。大人が付き添って、もらったお菓子は家に帰るまでは手を付けないこと、生のフルーツ類や手作りの物は食べないこと、市販のお菓子は包装が破れていないか確認すること、などと子供たちに言い聞かせていたりもする。さらに最近は肥満や糖尿病の子供が増えているため、ハロウィンと言えどもむやみにキャンディをあげていいものかという問題もある。将来、医者の診断書や親の承諾書なしではキャンディをあげないことが礼儀になるかもしれない・・・と、サンタクロースみたいな巨大な袋をお菓子で一杯にして歩いている、ちょっと太り気味の子供を見て思った。
Happy Halloween!
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今日はサマータイム(Daylight Saving Time)が終わる、一年で一番嬉しい日曜日。
サマータイムは4月の第1日曜日に始まって10月最終日曜日に終わる。この半年間は標準時間からちょうど一時間、時間をずらして生活しているのだ。サマータイムの終わりは、冬の始まりを告知されるようなもの。これからニューヨークは、長く寒く過酷な冬を迎える。
で、実際にはどうやってサマータイムから標準時間への切り替えを行うのかと言うと、今日は、午前2時が午前1時になる。つまり、午前1時59分の後に午前1時00分まで戻るので、一時間得をするのだ。だからいつもより一時間長く眠れる、一年で一番嬉しい日曜日となる。逆に、サマータイムが始まる時には午前1時が午前2時に、つまり、午前0時59分の後に午前2時00分になって一時間損をしてしまうことになる。睡眠時間が一時間削られる、とんでもなく憂鬱な日だ。
今日は、半年前に進めた時間を元に戻す日。結局、生きている時間が長くなるわけでもないのだが、いつもより一時間長い一日は、なんとなく有意義に過ごせそうでわくわくする。
朝起きたら家中の時計を一時間遅らせるという結構な手間はあるが、サマータイムへの切り替え日は必ず日曜日に決められているので生活にはほとんど支障はない。しかし、例えば24時間運行しているニューヨークの地下鉄などは、どうしているのかと疑問に思う。そもそも地下鉄の時刻表というものは見た事ないけれど、運行スケジュールはあるはず。走行中の電車で時間の切り替えはどうするのだろうか・・・。
ちなみに、このサマータイムは、アメリカでは1918年から行われている。陽の長い夏の間の節電を目的としたもので、時間の損得ということとは関係がないらしい。
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The Hitchhiker’s Guide To The Galaxy (DTS)(Widescreen)
2005/9/13発売 米国盤DVD
2005年ガース・ジェニングス監督作。マーティン・フリーマン主演。
ダグラス・アダムスの脚本で1978年に放送されたBBCラジオ・ドラマ「銀河ヒッチハイク・ガイド」は、翌年に小説化されて大ベストセラーになった。その後TVシリーズとして放映され、この夏ついに映画化された。
イギリスでミュージックビデオを手がけてきたガース・ジェニングスが初の映画監督を務め、主人公のアーサー役には、イギリスでのTV出演は多いがスクリーンではほとんど見覚えがないマーティン・フリーマン。鬱病のロボットはアラン・リックマンが声を担当、エキセントリックな銀河大統領にサム・ロックウェル、カルト宗教の教祖みたいな宇宙人にジョン・マルコヴィッチと、脇を固める個性派俳優の方は注目のキャスティング。
ストーリーは、銀河バイパスの建設のため破壊されてしまった地球でただ一人生き残ったアーサーが、宇宙人の友達(モス・デフ)と共に宇宙をさまよい、さまざなまな生物と出会いながら、”ultimate question”(究極の問い)を探すという冒険物語。
SF映像は良く出来ていて見応えあり。イギリス的な皮肉とブラックユーモアのノリについて行けるかどうかが、本作品を楽しむための一番のポイントだろう。ただし、単純な笑いだけの映画ではないので、イギリスのコメディが苦手だったり、特にSFが好きでないという人も一見の価値はある。全く意味をなさないような奇想天外な展開と軽いジョークの中に、人生の意味についての問いかけが隠されている。実は、生きることについてちょっと考えさせられる映画なのだ。
DVDのクオリティについては、画質はTHX仕様だがややソフトな印象。DTS音声は、サラウンドや低音が効いたハイ・クオリティに仕上がっている。
特典収録も、監督らのコメンタリー2つ、カットシーン、インタビュー、ヒッチハイク・ガイドから未使用用語の紹介、イルカの歌のシング・アロング、文字当てゲームと、ひと通りのお楽しみが揃っている。カットシーンは、”Deleted Scenes”と”Really Deleted Scenes”とに分けてあり、どちらも削除シーンだと思ったら大間違い。すっかり騙されてしまった。もっと騙されたのは、”Marvin’s Hangman”という文字当てゲーム。4つの文字を当てるだけのシンプルなゲームなのだが、アルファベットを一つ選ぶ度にアラン・リックマンの声で鬱なコメントが聞こえてきて、鬱病ロボットの体が解体されていく。いちいちコメントされることに少々いらつきながら何度もトライしたが、必ず負ける。どうやって4つの文字を見つけるのか検討もつかない。いいかげん嫌になってやめてしまった途端、そうか、そういうことか!と、自分の考えがすっかり間違っていたことに気が付いた。この皮肉なゲームは、映画のコンセプトを物語っているのかもしれない!?