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週末、アメリカの首都ワシントンDCに1泊2日で行ってきた。上の写真は美しいワシントンの地下鉄メトロ構内。歩いていて何かにぶつかりそうなほど暗いのだが、間接照明がなんとも落ち着く。ワシントンDCの街はニューヨークとは違って広い道路が整然と整備され、広々とした街だった。観光名所といえばホワイトハウスとワシントン記念塔とスミソニアンがある。
さて、ニューヨークからワシントンDCまでは飛行機で1時間ほど、アムトラックという列車で2時間半〜3時間ぐらい。私は飛行機を利用したのだが、ニューヨークでJFK空港に行くまでの地下鉄のいいかげんさには今さらながらちょっと驚いてしまった。これはブログに書かずにはいられないです。
マンハッタンからJFK空港に行くには、地下鉄のAラインで空港近くまで行き、その後エア・トレインに乗り換える。私はブルックリンに住んでいるのでブルックリンのホイット・スキューマホーンという訳の分からない名前の駅でAラインに乗ることにした。 Aラインが臨時でストップしていたりしないことも事前に確認して駅に行ったのに、ホイット・スキューマホーンの駅では「Aラインのロッカウェイ・パークビーチ行きは今日は運行していません」というアナウンスが、音声がむちゃくちゃ悪いスピーカーから流れている。ちょっと焦ったが同じAラインでもJFK行きは「ロッカウェイ・パークビーチ行き」ではなく「ファー・ロッカウェイ行き」。だから大丈夫なはず。
もう一つ紛らわしいのが、同じAラインで「レファーツ・ブールバード行き」というのがある。これも地下鉄マップ上ではJFKに接続しているかのように書いてあるのだが、エア・トレインには接続していないのでこれに乗ってしまうとバスに乗り換える羽目になり、時間がかかってしまう。JFKに行くなら「レファーツ・ブールバード行き」は乗ってはいけない。
最初に来た電車がその「レファーツ・ブールバード行き」、次もまた「レファーツ・ブールバード行き」だった。3台目がホームに入ってきた時はこれこそ「ファー・ロッカウェイ行き」だろうという期待があったので、車両の脇に表示されている行き先をに目を凝らすが、なんと「マンハッタン行き」と書いてある…つまり間違って進行方向とは反対の始発の方向が表示されているのだ。下りの電車に「上り」と表示しているようなもの。これじゃ「ファー・ロッカウェイ行き」なのか、「レファーツ・ブールバード行き」なのか、分からない!
仕方ないので電車に乗り込んで、中にいたおばさんに「ファー・ロッカウェイ行きですか?」聞いたところと「Yes」と答えてくれたのでそのまま席についた。と、しばらく電車が走った後になって、そのおばさんが「いやこれはレファーツ・ブールバード行きで、ファー・ロッカウェイには行かないよ」と言う。ガーン。やっぱりね。
でもここは慌てず。このおばさんの言うことも信用できないし、このまま行ってしまおう。Aラインは途中まで同じ路線を走り、終点近くで「レファーツ・ブールバード行き」と「ファー・ロッカウェイ行き」に別れる。そのあたりに着くまでには、車内アナウンスか何かではっきりするだろうと思っていた。 が、30分ほども乗っていた間に、車内アナウンスでは行き先を一度も言わない。普通は「この電車は各駅停車○○行きです」といった感じのアナウンスがあるのに、ない。
とうとう次の駅以降は行き先が別れてしまうというところまで来た。と、そこで、突然、大きな声で車内アナウンスが。「この電車はレファーツ・ブールバード行き!JFKには行かないのでJFKに行く人はこの駅で降りてファー・ロッカウェイ行きを待つように!」と。 それを聞いて、不満そうな顔をした多くの旅行者がぞろぞろと電車を降り、狭いホームでアホみたいにまた電車を待つことになったのは言うまでもない。
ここは世界中の人たちが集まるニューヨーク。観光地として、もうちょっと空港アクセスを分かりやすくしたらどうなんだろう…。
ワシントンDCでは、ホームの電光掲示板で次の電車が来る時間と路線、行き先が表示されていて感動した。先進国なんだから本当はこれが当たり前なのだろうけど。 ニューヨークの地下鉄って、難しすぎませんか。
0801

先週の木曜日、ホワイトハウスで「Beer Summit」(ビール・サミット)なるものが開かれた。メディアがそう呼んだのだが、オバマ大統領、バイデン副大統領、マサチューセッツ州ケンブリッジ市の白人警官、ハーバード大の黒人教授がビールを飲みながらおしゃべりをしたのだ。
事のいきさつは、7月16日、ケンブリッジ市で「近くの家に侵入しようとしている人がいる」という警察への911コールがあり、現場に駆けつけた白人警官がその家に居た黒人に職務質問をしたところ、その黒人がIDを見せるのを拒否したり警官に暴言を吐くなどしたため、警官は黒人を逮捕。
しかし、逮捕された黒人はハーバード大の教授でありその家の住人であったため、人種差別による誤認逮捕ではないかという疑いが起きた。警官は不起訴となったが、オバマ大統領がこの一件について、警官が”acted stupidly”と発言したことが波紋を広げ、全米で人種問題論争が沸き上がり、TVでもトークラジオでも大統領を叩きまくって大変な騒ぎとなった。
そこで事態を収拾するため、オバマ大統領は警官と教授に自ら電話をかけてホワイトハウスに招いた。皆でビールを飲みながら話さないか、と。
なんともオバマさんらしい人間的な対処方法。自分で電話したということのすごさ、ビールという気軽さが素晴らしい。対応の早さとうまさに関心するばかりか、感動さえしてしまった。
結局、当日は警官も教授も謝罪はせず、お互いの違いを認め合った上で過去を水に流して前向きな話をし、良い雰囲気でこの会合は終わったそうだ。
ところで、このビール・サミットでどの銘柄のビールが振る舞われるのかが注目されていた。それぞれが好きな銘柄を選んだらしいのだが、警官は「Samuel Adams Light」、教授は「Blue Moon」、大統領は「Bud Light」、副大統領はノン・アルコール・ビールだったそうだ。
ビールは文化だ。人種のるつぼニューヨークでは小さなデリにも世界中のビールが置いてある。海外出身者なら誰に聞いてもみな自分の国のビールが好きだというし、その中でも好みの銘柄がある。
今日は天気も良くビール日和だったので、近くのデリに三人がそれぞれ飲んだというビールを買いに行った。写真は最も一般的な12オンスのビール。高さ22cmほどの小瓶で、アメリカ人は家でもバーでもこれをラッパ飲みする。
わが家で好まれている、日本のサッポロとキリンも購入。1本2ドルほど。
これから屋上でのんびり飲み比べでもしようかと。