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定期アップデートで昨日更新した「オススメ作品」は、「The Curious Case Of Benjamin Button: The Criterion Collection (Blu-ray)」(ベンジャミン・バトン 数奇な人生)。
そこでも書いたとおり、ビックリ仰天の素晴らしい映像で、Blu-rayのデモ映像を観せらているかのよう。映像のクリアー度、シャープ度、色彩、暗部、ディテール、そして微妙な色合い、フィルム感まで、画質チェック項目すべてに5点満点が付く。リファレンス・ディスクにしたい一枚。
もともと映画自体がデジタル撮影なのだから画質は良くて当然だ…と、自分にいい聞かせてみたがそれでもやっぱりきれいなものはきれい。
本編を観た後に、特典映像でCG製作過程を見てまたもやビックリ!
ただしCGの裏側を知る前に映画を観た方が楽しめると思うので、特典は後からのお楽しみにどうぞ。(特典映像もかなり長いです)
クライテリオンのデザインはOスリーブからディスク・アート、ライナーノート、ディスクメニューと、隅々までセンスの良さが溢れています。
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Fantasium で扱っていないディスクのことをこのブログで話題にするのは初めてかもしれない。
あのクライテリオンからリリースの邦画Blu-ray第一弾!
「愛のコリーダ」2009年4月28日発売!(スタンダードDVDも同時発売)
大島渚監督がかの有名な阿部定事件を題材に退廃的な愛とエロスを描いたフランス資本の衝撃作だ。
その過激な性描写のため日本公開では大幅な修正が加えられ、2000年に再上映された際にはノーカットではあったがボカシ入りで、日本盤DVDにもボカシが入っている…ということはよく知られている。
今回のクライテリオン盤はもちろんオリジナルのまま。
しかし困ったことに、切なく、この激しく、究極の愛を描いた感動作は、今でもオリジナルのままでは日本に輸出することができない。
一部の性表現シーンが関税定率法21条で禁じられている風俗を害すべき物品とみなされるため、DVDが税関で検査を受けた場合には輸入差し止めになってしまうことが分かっている。
実は「愛のコリーダ」のDVD化はアメリカではこれが三度目で、最初にFox Lorberが1998年に出しており、2000年には同じくFox Lorberがリマスター盤を出している。どちらもリージョンはオールだったが、画質はかなり悪くて悲しいものがあった。
Fantasium でも当時はFox Lorber盤を販売していた。が、ヨーロッパ映画で日本では禁制品に当たるDVDがあることが分かり、それらも含めて取り扱い商品を全面的に検討した際に「愛のコリーダ」はFantasium のリストから削除されてしまった。
カンヌ映画祭をはじめ世界で大絶賛された、日本映画が誇るべき傑作「愛のコリーダ」。
女優のレスリー・キャロンは本作を観て「あまりの感激に心を失いそうになりました」と感想を語ったそうだ。
フランスの映画雑誌「ポジティフ」の編集長の言葉。
「こうした傑作はいかなる検閲規定をも凌駕するに違いない」
いつか、きっと。
ところで、クライテリオン盤の画質が気になったのでオフィスで観ていたら、絡みのシーンがスクリーン全面に映っているところでFedexのピックアップの人がやってきてかなり焦りました (^_^;)
画質は、作品同様、最高に美しいものでした。
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The Wages Of Fear: Fully Restored Criterion Collection
10/25/2005発売 米国盤DVD
1953年アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督作。イヴ・モンタン主演。
中米の貧困地域の油田で大火災が発生。4人の食い詰め者が一獲千金を賭けて、鎮火に必要なニトログリセリンを500キロ離れた町からトラックで輸送するさまを描く。工事中の橋桁や道を塞ぐ巨大石など、さまざまな困難を乗り越えながらトラックが走る緊張感と男たちの人物描写が絶妙に絡んだ傑作サスペンス。
クライテリオンは1999年にも同作品(既に廃盤)をリリースしており、今回はリマスター版2枚組で再登場。さすがクライテリオン、まずは画質の素晴らしさに驚いた。旧エディションとは比べものにならない。黒ツブレやフィルムの傷はすっかり解消され、全体的に明るくモノクロのグラデーションが美しい高画質に生まれ変わっており、リストア技術の高さに感心するばかり。とても1953年の映画とは思えない。モノラル音声はトラックのエンジン音が怖いほどリアルで、スリル感を盛り上げる。はらはらどきどきの連続、こんな面白い映画を最良のクオリティで楽しめる素晴らしさ!
本作品はフランスで公開時には156分だったが、アメリカ公開時には配給会社によって約50分カットされた。前半に出てくるアメリカの石油会社の描写などアメリカ資本主義への批判的シーン、ホモセクシャルを思わせるシーンが削除されたのだった。この削除シーンについてはボーナス・ディスクの特典映像”Censored”で詳しく解説されている。本DVDに収録されている本編は、日本公開版と同じ147分のディレクターズ・カット版と呼ばれるエディション。トラックが走り出すまでの長い前半部分で人物関係をしっかり描いていることが、後半のスリル感をより高めていくことは間違いない。
ボーナス・ディスクには、マイケル・ロマノフ監督、クルーゾー監督の伝記作家へのインタビュー、1998年に撮られたイヴ・モンタンへのインタビュー、2004年に作られたドキュメンタリー”Henri-Georges Clouzot: The Enlightened Tyrant”を収録。さらに24ページのブックレット付。