0804
ワーナーから9月26日、キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックのラブロマンス「イルマーレ」(原題は「The Lake House」)が米国盤HD DVD、Blu-ray、そしてスタンダードDVDで同時発売になる予定と分かった。
HD DVDはSD DVDとのコンボディスクで予価$39.95、Blu-rayは$34.95、SDは$28.98(フルスクリーン盤とワイドスクリーン盤あり)。HD DVDオンリーの発売予定は今のところないようだ。
それにしても、2つのフォーマットは本当に紛らわしい。今のところ米国盤メジャータイトルでリリースされているのはHD DVDとBlu-ray合わせて50本ちょっとだが、例えば「『スピーシーズ/種の起源』はHD DVDとBlu-rayのどちらで出ていますか?」と聞かれても即座に答えられない・・・あれは青いパッケージだったかな、赤だったかな、メーカーはどこだっけ?といった具合。
ついこの間、「ミュリエル・アンダーソン:A Guitarscape Planet」が発売日より遅れて入荷してきたので、システムのデータをチェックしようとしたのだが、Blu-rayなのにHD DVDの方で検索してしまったから探しても探しても出てこない。ブルーのパッケージの商品を目の前に置いているにも関わらず、だ。どこかで勘違いしてHD DVDだと思い込んでいた。
現物を見ていてもこうなのだから、商品データ担当のスタッフなどはテキストと画像だけしか無いからもっと紛らわしい。
商品はバーコード管理しているからオーダーの処理で間違うことはないだろうが、アメリカ人は何をしでかすか分からないし、同時発売のタイトルでHD DVDとBlu-rayのディスクが取り違えて入っていた、なんてことも今後起きるかもしれない。
0803
20th Century Fox Home Entertainmentのマイケル・ダン社長がアメリカのDVD業界紙のインタビューに答えて、こんな発言をしていた。
First of all, the format war is really only going on in the press. Come the late fourth quarter, starting in November, Blu-ray is going to be showing huge numbers. The early adopter is going Blu-ray, and I think it will be readily apparent to that crucial second tier of consumers that Blu-ray is the obvious choice.
It really is an easy argument to make. Right from the start, Blu-ray is going to be in consoles, computers and video games. You’ve got 170 companies involved, many of which are among the most trusted consumer brands, along with every major motion picture company but one. The penetration of Blu-ray is going to be in the millions of households by early 2007, compared to less than 100,000 households for HD DVD. And, it will penetrate faster than DVD did — going from zero to 10 million households like a rocket. Once the delta between the two formats begins to widen like that early on, it becomes a Blu-ray no-brainer for the consumer.
<和訳>
第一にフォーマット戦争は実際にはマスコミで起きている現象だ。第4四半期後半、11月以降になればBlu-rayは圧倒的な数になるだろう。新しモノ好きはBlu-rayに飛びついているし、鍵を握る次の客層にとってもBlu-ray選択が明白になっていくと思う。
理由は簡単。Blu-rayはコンソール、コンピューター、ビデオ・ゲームに搭載されるようになる。信頼性の高いブランドに加えて、一社を除くメジャー映画スタジオすべてを含めた170社がBlu-rayに携わっている。2007年初頭までのHD DVDの普及は10万世帯以下だろうが、Blu-rayは数百万世帯に及ぶだろう。さらに、普及のスピードはDVDの時よりも早い — ロケットの如く、全くのゼロから1000万世帯へ行き渡る。早期に2つのフォーマットの差が一度広がってしまえば、消費者にとってBlu-rayが当たり前になっていくのだ。
「一社を除くメジャー映画スタジオすべて」の一社とは、ユニバーサルのことと思われる。この記事でマイケル・ダン社長のコメントは一貫して「Blu-ray支配に決まっている」という口調だ。それにしても、すごい自信ではある。
0719
Lion’s Gateから8/22、米国盤Blu-ray 4本が発売!
タイトルは「トータルリコール」、「エコーズ」、「スターゲイト」(Unrated ディレクターズ・カット版)、そして日本未公開 「The Devil’s Rejects」(Unrated版)で、予価は各$29.95。
Lion’s Gateの第一弾3本(「ロード・オブ・ウォー」「パニッシャー」「ソウ」)には特典映像が皆無だったが、今回の4タイトルには何かしら特典が収録される模様。
0718
ブエナ・ビスタの米国盤Blu-ray第一弾が決定!
ブエナ・ビスタのBlu-rayキックオフは9月19日。「ダイナソー」、ハリウッド版「南極物語」、「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」、ベンジャミン・ブラットの「The Great Raid 」の4本。
第二弾は10月17日、ジョシュ・ルーカスの「Glory Road」「ホーンテッド・マンション」「60セカンズ」「ダーク・ウォーター」「ブラザーズ・グリム」。
価格は今のところ確定ではないが、ほとんどのタイトルは$34.95になると予想されている。
特典映像などの詳細は未定だが、「ダイナソー」「南極物語」「Glory Road」「ホーンテッド・マンション」「60セカンズ」には、”Blu-Scape”と呼ばれるハイ・デフィニションの短編映画も収録される予定だ。「メン・イン・ブラック2」や「エリン・ブロコビッチ」で撮影スタッフとして参加してきたルイ・シュバルツバーグが短編を制作している。
0712
ワーナーから8月1日、米国盤Blu-ray DVD第一弾がリリースされる模様だ。
タイトルは、「グッドナイト&グッドラック」「トレーニング・デイ」「迷い婚 −全ての迷える女性たちへ−」「キスキス、バンバン」の4作品。
「グッドナイト&グッドラック」以外は既にHD DVDでリリースされているから、これで同じ作品を次世代の両フォーマットで比較することが可能になり、それぞれのディスクの特性がもっと明らかになることも期待される。
つい先日、業界誌にワーナーのハイ・デフィニション・ディスクのアドが掲載されていて、「16 Blocks」「パーフェクト・ストーム」「ミリオンダラー・ベイビー」「ファイヤーウォール」「ソードフィッシュ」のBlu-rayディスクのジャケット写真が出ていた(ジャケット写真と言っても絵はHD DVDのものと同じでケースの色とロゴが違うだけだが)。
いずれこれらのタイトルもBlu-ray でリリースすることを示唆しているような広告だ。
さらに、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」「バットマン ビギンズ」のHD DVDが年末商戦に合わせてワーナーからリリース予定があるというニュースも入ってきている。
一つのメーカーが両フォーマットで次世代DVDを出すようになり、それが同時発売ではなく時期がずれて出るのは、売る方にとっても買う方にとってもちょっと紛らわしい。
実際の商品の発注やオーダー処理にはバーコードが利用されているし、HD DVDが赤、Blu-rayがブルーのケースで色分けされているから見て間違うようなことはないが、発売ニュースを書く時には、どうもこんがらがってきそうだ。