0620

ニューヨークお土産事情 [ NewYork ]

ニューヨークお土産事情

この間、ウチの若いアメリカ人スタッフが日本語で「つまらないものですが…」と言うので思わず笑ってしまいましたが、ノース・カロライナにいる家族に会いに行ってきたとかでお土産にもらったもの。特産のピーチを砂糖漬けにしたようなキャンディー。甘酸っぱい桃の味が濃厚でなかなか美味しい。
その土地の名産品でもあればお土産も困らないのだが、何でもあるけれどニューヨークらしいものが無いのがニューヨーク。いつも日本に帰る時に何をお土産にするか、とても困ってしまう。
無難なところではチョコレート。でもニューヨークで有名なチョコレート屋だからといって、毎回もらって嬉しいほど美味しいかどうか…?

ちなみに、日経ビジネス社が数年前に「ニューヨークのお土産ベスト20」というのを掲載していて上位5までは、

1位:Strand書店のトートバック
2位:SOHOにあるDean & Delucaという高級デリのコーヒーサンプラー
3位:Microplane社のおろし金 “Zester”
4位:Bath & Body Works の殺菌ハンドソープ
5位:Fat Witch のブラウニー

「自由の女神の置物」とか無くて良かった(笑)。3位のおろし金とはなんだろう、謎だ。
そんなことを考えると、何度もらっても嬉しい日本各地の名産品はすごいなあと思う。
ニューヨークも原産地を売りにした土産品でもあればいいのに。ちなみにニューヨーク州は全米第2位のリンゴの産地で、秋になると皆リンゴ狩りに出かける。「Big Apple」という愛称もそこから来ているらしい。


0613

ブルックリンのゲイのお祭り [ NewYork ]

ブルックリンのゲイのお祭り

6月は”Gay and Lesbian Pride Month”。これは同性間性交渉が禁じられていた1969年に起きたストーンウォール事件(ニューヨークのゲイバー、ストーンウォール・インに警察の手入れがあり、そこにいた同性愛者らが対抗して暴動となった)にちなんで2000年にクリントン大統領が決めたもの。同性愛者への理解と権利運動を広めるため、今月はゲイにちなんだイベントが各地で行われている。

今日はゲイ、レズビアン、トランスジェンダー、マルチカルチャーのためのお祭り、”Broonkyn Pride” が家のすぐ近くで行われていた。朝からストリートに露店が並び、ステージでは何やらやっていて、夕方からパレード。

私が住んでいるブルックリンのパーク・スロープというエリアはもともとレズビアンが多く住んでいたところで、集まった観衆にもゲイがとても多い。

ブルックリンのゲイのお祭り

同性愛者へのサポートを象徴するのがレインボー・カラー。この大きなレインボー・カラーの旗を皆で持って歩き、活動の為の募金を投げ込んでもらう。

来週末にはマンハッタンでもっと大規模で洗練されたパレードがあるのだが、私はブルックリンのこのパレードの方が好き。地元の人々だけでやっているローカルさと手作り感、マルチカルチャー色の強さがいい。

ブルックリンのゲイのお祭り

現在アメリカではマサチューセッツ、コネチカット、アイオワ州で同性結婚が合法化されていて、さらにバーモント、メイン、ニュー・ハンプシャーも加わることになっている。

同性カップルは異性カップルと何ら変わらない生活を送り、子供を持つ人たちもいる訳で、現実として結婚制度を適用する必要が出てきていると思う。

同性カップルで結婚ができないと、税金やらローンやら相続やら、他人扱いで困ることはいーっぱいあるらしい。たとえば同性愛者が長年夫婦のように暮らし、どちらかが事故や病気で病院の集中治療室に入った時に、親族以外は面会謝絶のため愛する人の最期を看取ることができないという悲劇も起きているのだ。

ニューヨーク州でも目下、同性結婚の合法化に向けて議論中です。


0612

アメリカ・ビザ事情 ‘09 [ NewYork ]

アメリカ・ビザ事情 '09

外国人がアメリカで暮らすためにはまずビザ(査証)が必要なのは当然のこと。特に働いて賃金を得るためには、厳しい条件下で就労ビザを取得する必要がある。
去年のちょうど今頃も、アメリカ・ビザ事情について書いた。なにしろ、去年と一昨年は、アメリカで最も一般的な就労ビザである「H1-Bビザ」が年間の発給枠の2倍ほどの希望者があったため、まず抽選で半分が落とされ、当たった人だけ審査・発給が行われるという酷い事態になっていたのだ。
どこの国でも外国人労働者の受け入れは制限を設けるだろうが、いくら何でも「くじ引き」ってのは理不尽だ。

しかし、今年は事態が一転!
不景気による影響と、インド系IT企業からの申請者の激減により、今のところ希望すれば抽選なしで審査してもらえることになった。
まあ本来ならそれがノーマルな状態。私も学生ビザ→就労ビザ→グリーンカードのステップを踏んできたが抽選なんてことは私の頃はあり得なかったし…。
さて、今年もビザ申請受付が開始された4月1日、Fantasium でもアメリカの大学を出たばかりの日本人スタッフが2名、就労ビザを申請。
そして2人とも全く問題なく無事にビサが取れました! Congrats!
オフィス・マネージャーとしては、ひと安心&またひとつ肩の荷が下りたというところ。
ところで、これまたアメリカらしいことなのだが、2人とも同じ4月1日にビザ申請したのに、一人は5月29日に認可が届き、もう一人はそれから2週間以上過ぎた6月11日にやっと認可が来た。同じ日に同じ弁護士を通して出したのに…でも、まあ、この国ではそんなものなんだろう。


今週は雨続きの変な一週間だった。
来週発売の日本語付きBlu-rayは入荷が遅れていて確認は週明けになる予定。
確認できたらupします。
写真は話題とは全く関係ナシですが、今日、会社の帰り道にチェルシーでのshot。


0609

デヴィッド・バーン無料ライブ [ NewYork ]

デヴィッド・バーン無料ライブ

昨日は会社にいる間にレビューを書き終えることができず、風呂敷残業ならぬネット残業で家に持ち帰って書いていたのだが、やたらと外から歓声が聞こえてきてなんだか騒がしい。
それもそのはず、うちの真横にあるプロスペクト・パークで”Celebrate Brooklyn!“のオープニングが行われていたのだ。
Celebrate Brooklyn!は毎年この公園で開催されるサマーステージで、夏の間だけ屋外ステージが設置され、ライブ、ダンス、映画上映などが無料で行われる。
今年のオープニングは元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンとブライアン・イーノのライブ。全然知らなかったのだけれど、彼らは27年ぶりに共同でニューアルバムを出して今年初めには来日もしていたのですね。

仕事の手を休めてちょっこっとだけ観てみよう!と、部屋着のままちょっと行ってきました。
公園はものすごい人、人、人!
おまけに皆ノリノリ!!
酒は飲むわ、タバコは吸うわ、マリファナはプカプカ。(そばに警官もいるのに…)来ているのは40代ばかりかと思ったら若者の方が多くて意外だった。
あまり大きくはない会場はもちろん満員で、あふれた人たちがその周囲を取り囲み、巨大モニターに映されるライブ風景を観ながら踊っていた。
ところでこのCelebrate Brooklyn!に出るアーティストはなぜか渋いセレクションで、来月末にはバーニング・スピアも来るらしい。

ほとんどのライブは無料で、会場に入るときにドネーションとして3ドルお願いしますと一応言われるが、別に払わなくても構わない。とっても気軽。
公園という場所がら、なんとなくふらっと行けるのも嬉しい。芝生で寝ころんで聞いてもいいし、ピクニック・チェアを持ってのんびりワインを飲むのもいい。
昨晩はアンコールが鳴り止まず、夜10時過ぎまで大いに盛り上がりました。

デヴィッド・バーン無料ライブ


0607

Swine Flu!(新型インフルエンザ) [ NewYork ]

Swine Flu!(新型インフルエンザ)

写真はブルックリンの自宅のすぐ近くにある小学校。
新型インフルエンザの影響でもしかしたら休校になっているかな?と思って見に行ったら、そんな様子はなかった。
でも、新型インフルエンザの影響が長期化するに従って、在ニューヨーク日本人にはさまざまな波紋が広がっている。
アメリカは今月末から夏休みに入る。すると例年ならば、在米日本人は子供たちを日本の学校に「体験入学」させたりするのだが、今年は新型インフルエンザ影響で、日本の学校から体験入学を断られてしまうらしい。
日本側からすれば、例年、夏になるとアメリカに住む日本人の子供たちが一時的な入学を希望してくるのを受け入れており、国際的な教育の観点からも良いことだったのだろうが…
今じゃ、「ニューヨーク帰り」というだけで迷惑がられるというところか。私の友人家庭でも早々に日本での体験入学を断られたという人がいる。
また、日本とニューヨーク間の行き来は明らかに減っている。ウチの日本人スタッフにも両親がニューヨーク旅行を計画していたが中止したというのがいたし、マスコミ関係の知人は日本からの取材、撮影、レコーディング類一切キャンセルになったとか。

私にしても、今は休暇で日本に行こうなどとはとうてい考えられない…万が一、自分が感染源になってしまったらどれだけ責められるかと思うと、恐ろしくて日本は遠のくばかり。
ところで、ある友人の家では、小学生の子供が咳を伴う風邪で高熱を出し、まるで新型インフルそっくりの症状だったそうだが、医者にかかっても新型インフルかどうかまでは検査されなったらしい。風邪も数日で回復して結局そのまま。
そんな話を聞くと、新型インフルエンザだけを騒いでもあまり意味ないのでは、と思う。
ウイルスが今のところ「新型」ということらしいのだが、でも、いつの時点まで「新型」なのか。
知らないうちに皆かかってて、もう、普通の風邪になっているのかもしれない。
こちらで生活していていろいろ考えるに、少なくともこの街では、日々発生するさまざまな社会問題のうちのほんのひとつでしかないことは確か。
未だにニューヨークでマスクをして歩いている人は見た事がありません…。


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