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行定勲監督「パレード」 [ Movie ]
Japan Society で行われている日本映画特集「Japan Cuts」で「クローズド・ノート」の行定勲監督最新作「パレード」を観てきました。これがなかなか良かった!
とあるマンションの一室で共同生活を送る普通の男女5人を通して、現代の若者のダークな内面を描いた吉田修一の同名小説を映画化。出演は藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介。
この上映では何と行定勲監督の舞台挨拶があって、上映前にイントロダクションがあり、上映後にはQ&Aセッションが行われた。写真はその時のもので、左から司会者、監督、通訳の方。
最初に行定監督が「ニューヨークで公開するなんて考えてもみないで作ったので、どういう反応か楽しみ」と、期待と戸惑いを交えてコメント。上映中は会場に広がる観客の笑いや緊張が伝わってきて、観客がさまざま反応しながら観ているのがよく分かった。
若者の日常生活を通じて、それぞれの病んだ内面が見えてくる。人間関係では本音を言い合ったり干渉したりせず、表面的で無難にやりすごしながら、ある結末に導かれてゆく。
Q&Aセッションで行定監督が話していたことで印象に残ったことがある。監督は若い頃、映画のなかに何か真実があると信じ、一本の映画から真実を探るように一生懸命観て考えた。今の若者は映像に映っているものがすべてでそれが真実だと思ってしまい、終わったらすぐに内容を忘れてしまうような観方しかしていない、と。
作品を見ただけではなく監督のお話を聞いたことで、私の中では、よりいい映画になりました。
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