USPS遅配に関して [ Journal ]
10月下旬に発生していたUSPS遅配問題が一段落し、いよいよ恒例の年末年始USPS送料半額セールも始まった。
DVD Fantasium で「USPS(国際航空郵便)」と称している発送方法は、小包毎のトラッキング番号が無い「普通郵便」で、手軽な料金で配送ができる発送方法だが送り主の方でもトラッキングができないため、お客様から届いたという連絡のない限りは到着確認ができないのが現状だ。
ただ遅配や紛失などの郵便事故が起こるケースは非常に稀で、オープン以来10年近くの間、12月〜1月の繁忙期を除けば、平均所要日数1〜2週間で安定して配達が行われている。万が一の場合として発送日から一ヶ月経っても届かなければ紛失と見なし再発送する規定もあるが、紛失は非常に稀で一年で1、2件程度だった。
ところが、今回は10月20日以降の発送分に関して、11月中旬あたりから「一ヶ月近く経っても届かない」というお問い合わせのメールを多数いただくという異常な事態が起きた。
同じ頃に発送した分がまとまって遅れている可能性があるということで急遽、
- 10月20日の週にUSPSで発送したすべてのお客様にメールで到着確認。
- USPS 取次業者を通じて国内での調査依頼。
- 成田空港郵便局および税関に調査依頼。
- 10月20日以降発送分の全注文をEMSで再発送の準備を整え一ヶ月経過した時点で順次再発送。
- 厳密に所要日数を確認するテスト小包を毎日送付。
- 再発送分が重複して届いた場合の日本国内の返送先の用意。
を同時進行で行っていった。
そうこうしているうちに大幅に遅延していた小包が届き始めたのは、サンクスギビングの直前である11月25日からだった。
到着まで5週間、いったいどこで遅延が発生したのか。考えられるのは、アメリカ国内配送の遅れや誤配、成田郵便局や日本税関がある。
Fantasium が出したUSPSの小包は、認可を受けた取次業者が集荷を行ってニューヨークのJFK空港まで運送し、日本行きの航空機に乗ることになっている。しかし、Transportation Security Administration (アメリカ運輸保安局) の規定で飛行機の便名までは教えてもらえないうえに、昨今の航空事情やグローバル化で世界中で提携が進んでいる国際郵便物は、一昔前とは違った複雑なシステムで配送が行われているのが現状で、追跡は不可能に近かった。
それでも成田空港郵便局ではできる限りの手を尽くして調べてもらい、USPSの取次業者とはマネージャーや重役も含めてコンファレンス・コールで連日やり合ったのだが、結局、遅延が発生した地点の特定はできなかった。
最終的に、断片的に得た調査結果と日々のテスト送付の状況からUSPS取次業者側の問題である可能性を疑い、取次を他社に変更したことで遅配は一気に解消された。今の時点では1週間〜10日ほどで到着している。
今回のUSPS貨物の大幅な遅配に関しては、多くのお客様にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。郵便局に再三お問い合わせいただいたり、再発送分と重複して届いた商品の返送や受け取り拒否、届いた小包みの詳細なご報告をいただくなど、お客様にはご理解とご尽力いただき、誠にありがとうございました。
遅延が発生した地点を厳密に特定することは出来ませんでしたが、11月中旬以降は取次を他社に変更して発送を行っており、現在、通常の所要日数である1〜2週間で到着しています。今後はこのような事態が再発しないよう十分な対策を講じておりますのでよろしくお願いいたしま す。


























