0802

Y世代の男女関係 「(500)日のサマー」 [ Movie ]

「This is not a love story. This is a story about love.」
(これは恋愛物語ではなく、恋愛についての物語です)

Y世代の男女関係 「(500)日のサマー」Y世代の男女関係 「(500)日のサマー」

「ハプニング」のゾーイ・デシャネルと「BRICK ブリック」のジョセフ・ゴードン=レヴィット共演のインディ・ドラマ。建築家への道をあきらめてグリーティング・カード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)と、彼のボスのアシスタントとして入ってきたサマー(ゾーイ・デシャネル)の500日間の物語だ。
Entertainment Weekly誌で「ジェネレーションY版『アニー・ホール』」と紹介されていたが、今どきの男女関係をインディらしい映画技法で綴ったちょっと切ない恋のお話。

時間をシャッフルしてテンポ良く展開していくのだが、シーンが変わる毎に(249)とか(3)とか出会って何日目という意味のテロップが出てくるので、観ている方は時間を行ったり来たりしながらその間の日々を想像で埋めてゆく。
たしかに想像に難くないどこにでもいそうなカップルなのだ。ただし、サマーの方は最初から「シリアスな関係は求めていないからカジュアルなつきあいでいい?」と、言い切っていた…。
楽しく親密な関係を持ちながらも、どうしてもトムとサマーの気持ちの温度差がつきまとう。なんなんでしょうね、恋愛におけるこの差は。ラストでサマーがトムに決定的な一言を言うのだが、そういうことなのだろうか…。

ちょっと風変わりな女の子、サマーを演じたゾーイ・デシャネルの可愛さと存在感は強烈。あの大きな青い目ときょとんとした表情が脳裏に焼き付いてしまう。トムの純粋かつ複雑な心境を全身で表現していたジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技も光る。彼にはすごく同感できた。
マーク・ウェブ監督はミュージックビデオ出身だけあって、音楽の使い方が絶妙、センスの良さはさすが。インディ映画らしいスピリットとパワーもあって、インディ恋愛好きも大満足!
公開直後から絶賛されていたので観てきたのですが、確かに面白い映画でした。
間違いなく今年のベスト10に入る一本。
日本公開は2010年1月のようです。


ウチの近所の映画館は古いくせにチケットはレシートみたいな感熱紙のもので、ちぎり方も雑。Ticket stub(半券)も、大切な思い出の品なのに。


トラックバックURL

コメント投稿