0630
» カラオケマン、シャマラン監督、iPhone [ NewYork
]
金曜の夜、風間杜夫の独り芝居「カラオケマン」を観に行った。「カラオケマン」は23日からアメリカ公演をやっていて、カリフォルニア、デトロイトに続いて2日間のニューヨーク公演の最終日だった。
会場は、トライベッカの Borough of Manhattan Community College (BMCC) というコミュニティー・カレッジ内にある Tribeca Performing Arts Center というなかなか立派なシアターで、チケットは40ドル。900程の客席はほぼ満席だった。
舞台のセリフはすべて日本語だがセットの上部に字幕スクリーンが付いていて、英語字幕が出る。字幕は位置も大きさも無理なく読めるようにできていたので、アメリカ人でも内容はじゅうぶん分かったと思うが、カラオケで歌手の声を真似て歌ったり、団塊の世代独特のジョークがあったりするので、字幕だけではその面白さが伝わりにくかっただろうと思う。
ストレートなネタと熟練した演技に感心しつつ大笑いていたら、75分の公演時間が本当にあっという間に過ぎてしまった。もっともっと長くても良かったのに。とても名残惜しいままに終わる。
その後、うどんを食べて帰ることにした。SOHOにある京うどんのお店に行くと、私たちのすぐ後に、あの「シックス・センス」のM・ナイト・シャマラン監督が入ってきた。シャマラン監督は連れの男性と共に、慣れた感じで店の奥の方の席につく。監督は自宅にお抱えシェフがいるほど食事にうるさいことはよく知られているので、このお店は監督も認める味、ということか。
シャマラン監督はまず濁り酒を飲みつつ、メニューについてウエイトレスさんにあれこれ質問している様子。
しばらくしてうどんを食べていたが、うどんにかける七味が、あの小さな七味の入れ物からうまく出てこなかったらしく、ウエイトレスさんがトントンとたたいてかけてあげていた。

うどん屋さんを出て、すぐ近くのApple Storeに寄る。なにしろ世界中が注目したiPhoneの発売日。ニューヨークで真っ先に発売になったのだ。
Apple Store の前にはiPhoneを買うために数日前から列が出来ていて、ニュースでも大騒ぎ。一種のお祭り騒ぎだったが、さすがに夜11時過ぎとなると混雑は全くなし。
とっくにソールドアウトになったろうと思っていたそのiPhone、何と在庫がまだ少々あるとのこと。レジの方を見ると次々と売れている。そのうち買おうとは思っていたのだが、いま買えるならばと、ふらふらとレジに行って一台購入。
携帯電話にしてはやや重いが、想像していたよりも小さくてビックリ。
機能もデザインもこれまでの常識を覆すような新しい機器という感じ。
これは携帯電話を超えて、社会現象になることまちがいナシだろう。
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0627
昨日から日中の最高気温が華氏90度 (摂氏32度) を超える暑さになった。
ニューヨークの公立学校は今日が終業式で明日から夏休み。本格的な夏が来てもいい頃なのだが、予報では週末にはまた気温が下がるらしく、今年の夏はスタートが鈍い。
自宅ではエアコンもまだしまい込んだまま。暑くなったり涼しくなったりを繰り返しているので取り付ける機会を逃している。
この時期は日が暮れるのが遅いので、夜8時過ぎまで明るい。ようやく真っ暗になるのは9時近く。いい季節を心ゆくまで楽しめるのだが、ニューヨークの夏の夜はすさまじいサンダーストーム (雷雨) がつきものなので油断大敵だ。その凄まじさったら、最初はとびあがるほど驚いた。耳をつんざく大雷の音、稲妻、雨の勢い…どれも野性的。ヒョウもよく降る。大都会にこんな嵐が来るなんて、アメリカらしいワイルドな天気だなという気する。
今日はその雷が原因と思われる停電が発生。午後からマンハッタン北部とブロンクスで広範囲に渡って一時間ほど停電、地下鉄が止まって大混乱だったようだ。会社は全く問題なかったので、ニュースで始めてこの事態を知る。ブルームバーグ市長の自宅も停電したというから笑える。
暑くなると必ず起きる停電は、いつもはっきりした原因がわからないまま、毎年同じ事を繰り返している…
夜10時過ぎ、帰宅途中で見知らぬカップルに道を聞かれた。彼らはすぐ近くの公園でやっているフリーコンサートに行くつもりらしい。その数分後、自宅についた途端にサンダーストーム。私は危機一髪だったけれど、あのカップルは公園でどうしたことやら…。
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0626

先々週の週末のことなのだが、お祝い事があったので週末にかけて正味二日で日本に行ってきた。
日本にいれば絶対に外さないような親類や友人の冠婚葬祭も、海外にいるとなかなか行けない。そんな時はいつもいつも残念な思いをしてきたので、今回はちょっと無理をしてほんの2、3日の帰国。
仕事を持ち帰りながら飛行機で13時間、とんぼ返りの日本行きは少々ハードスケジュールだけれど、それでも久しぶりにいろいろな人に会えるし、気分もリフレッシュされる。
長年海外に住んでいて久しぶりに日本に行った感想…日本はまるで遊園地みたいに楽しい!
おなかが空けば朝から晩までオープンしているレストランで、ちゃんとした料理が手ごろな値段で食べられるし、のどが渇けば駅のホームでさえドリンクの自動販売機がある。コンビニがあれば生活のほとんどのことは済んでしまいそう。どこへ行っても人々は丁寧でサービスがきめ細かく行き届いている。
数日だけの滞在では、格差社会とか年金問題とか、日本が抱えている問題の多くも実感するには至らず、ただ楽しい時間を満喫…
それも、あっという間に過ぎてしまい、あっという間にニューヨークに戻ることになるのだけど。
ニューヨークに戻る帰りの飛行機で、アメリカらしい出来事が。
エコノミークラスでは無料でサーブされるドリンクはソフトドリンクのみで、アルコール類は5ドルで販売されている。フライト・アテンダント(これが肥満の黒人のおばさん)に5ドル渡してワインを購入したところ、しばらくしてその人が戻ってきて、こっそり5ドルそのまま返してくれた。驚いておばさんの顔を見ていると、構いやしないわよ、という表情。機内で販売したアルコールの本数や金額はいちいちきちんと計算していないのだろう…。まあそんなものかも。
ニューヨークのケネディ空港に着き、イエローキャブに乗った。
キャブがほんの数十メートルほど走ったところで、運転手が「Shit!」(チクショー!)と言うなり車を降りてどこかへ走り去ってしまった。私には何も告げず。頭に来たのでここで降りてやろうかと思ったが、それも面倒なので待っていると、運転手はまもなく戻ってきたがその間にメーターは50セント分進んでしまった。戻ってきても運転手は一言も何も言わない。そんならチップを払わないまでさ、とこちらも相当ムッとしたまま乗っていたが、この運転手が運転のうまいこと。脇道をちょこちょこ使いながらどんどん目的地に向かっていく。結局、いつもよりも早く、料金も安く自宅まで到着。こちらもすっかり機嫌を直し、チップもはずんでしまった。
数日後、マンハッタンでバスにタダ乗りした。
タダだったのは、たまたま乗ったバスの料金箱が故障していたのだ。メトロカード (バス地下鉄のプリベイドカード) の挿入口には、運転手さんがいれたのだろう、無造作に紙くずが詰まっている。乗客が壊れた料金箱にカードを挿入して、トラブるのを防止しているつもりらしい。運転手さんは手招きでそのまま乗れ、と言っている。
マンハッタンで、こんな風にバスにタダ乗りできることはしばしばある。
そんなこんなで、また不便な生活に戻った。
サービスが悪いとか、日本と比べたら不都合なことはいっぱいあるが、けっこう何とかなっている。これぐらいでいいのかも、とも思う。
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0613
» 「プラネットアース」ハイデフ売れ行き好調 [ News
]
BBC Videoから4月24日発売になった「プラネットアース」が、HD DVDと Blu-ray合わせて320万ドルの売り上げに達したと販売元のワーナーが発表した。この金額は小売価格の総額。「プラネットアース」は定価が$99.98とそもそも値段が高いが、割引を考慮してもおよそ4万2000枚が売れたことになるから記録的な数字だろう。
ちなみに、先日、10万枚以上の売り上げを記録したという「ディパーテッド」の場合、総額は280万ドルほどらしい。
「プラネットアース」はスタンダードDVDと同時にHD DVD、Blu-rayの両フォーマットで発売になった。ハイデフ盤の映像で観る地球の雄大な姿は、完全に心を奪われるほどに素晴らしい。この一本でホームメディアへの価値観が変わってしまうかもしれないと思う、納得の商品ではある。(ただスタンダードDVDに収録の舞台裏映像の特典がハイデフには無いというのは不満だが…)
ところで「プラネットアース」はBBCとNHKの共同制作によるハイビジョン・ドキュメンタリーということなのだが、米国盤を観てもNHKが関わっていることに気がつく人がいるかどうか…。メーカー名として出ているのはBBC VideoでNHKのロゴはナシ。内容はどう見てもBBC番組。かろうじてエンド・クレジットの一番最後の一番右端に小さくNHKの文字があるだけだった。
日本では、「NHKとBBCが5年の歳月をかけて」制作したと大宣伝している番組だというのに。
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0610
» プエルトリカン・デー・パレード [ NewYork
]
指圧をしてもらうためミッドタウンまで出かける。日曜日にマンハッタンまで行きたくはないのだが、肩凝りが限界に達してとうとう我慢できなくなった。
地下鉄を降りるといきなり大音響が街中に響いていた。何かと思えば「プエルトリカン・デー・パレード」のどんちゃん騒ぎ。プエルトリコ系移民やその子孫が民族の誇りと文化を祝うお祭りで、マンハッタンでは珍しくもない民族パレードの一つなのだが、参加しているグループがそれぞれ違った音楽やらナレーションをマンハッタン中に響きそうなものすごいボリュームでやっているので、パレードの近くに寄っただけで頭痛がしそうな勢いだ。さすがカリブ系。能天気でやかましい。異常な大騒ぎ。
毎年8万人以上が参加しているとか、300万人の見物客が集まるとか言われているイベントだけあってとにかく人だらけ。おまけにハメを外す人も多く、ワイセツ行為で逮捕者が出た年もあり、あまりいいイメージのないパレードだ。
パレードはフィフィス・アベニュー沿いで44丁目から86丁目まで続くのだが、あいにく予約した指圧サロンはパレードの真っ只中のビルにある。周囲のストリートは参加者のスタンバイエリアになっていてどこも通行止。遠回りしてパレードの脇を通り、指圧サロンにたどり着く。途中、もみくちゃになりながらもカメラをとり出して撮ってみたが、ほとんど見物人の背中しか写らない。
指圧をしてもらっている間も、パレードの音楽と叫び声が混じったような雑音が聞こえていた。肩凝りはだいぶ良くなったが、スペイン語とカリビアン・ミュージックを聞くとあの騒ぎを思い出してまた悪化しそうな気がする…。
プエルトリコは現在はアメリカの自治領。全米でおよそ300万人にも上るプエルトリコ系の人々だが、人口はニューヨークに集中している。
そのパワーには完全に圧倒された。肩凝りなんて、彼らは無縁だろう…。中南米人の肩凝りなんて、聞いた事がない。
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0607
» 「ディパーテッド」ハイデフ10万枚突破 [ News
]
先週のハイ・デフニュース。
2月13日発売の「ディパーテッド」は、Blu-rayとHD DVD/DVDコンボ・ディスク合わせて販売数が10万枚を超えたとワーナーが発表。Blu-rayだけで10万枚の出荷数に達した「カジノ・ロワイヤル」(HD DVDは未発売) と並んで記録的なヒットとなったようだ。
今回の発表は、HD DVDとBlu-rayの両方を発売することの成功例として、両フォーマットの共存をアピールする目的があったらしい。
「ディパーテッド」はアカデミー賞で、作品賞、監督賞ほかを獲得した話題作だけあって、フルスクリーン盤DVD、ワイドスクリーン盤DVD、2枚組特別盤DVD、HD DVD/DVDコンボ・ディスク、Blu-rayの5つのエディションがそろって同時発売された。
10万枚のうちのHD DVDとBlu-rayの割合については発表されていないが、Fantasium での売れ行きを分析すると、内訳はHD DVDとBlu-rayでほぼ同数を販売。スタンダードDVD (フル+ワイド+2枚組) とハイデフ (HD DVD+Blu-ray) の比較でも、ほぼ同じ数だけ売れている。
「ディパーテッド」の発売は今年2月だが、この頃までは新作映画が各フォーマットで同時発売になると、スタンダードDVDもハイデフも同じぐらいの割合で出ていた。でも最近は「Blu-ray圧倒的」の傾向が顕著になってきている。先月の「アポカリプト」や、今週出た「ゴースト・ハウス」、来週発売の「ゴーストライダー」など、Blu-rayとスタンダードDVDが同時に出るタイトルはBlu-rayの方が売れ行きが断然良い。
ちなみに次の記録は、7月31日の「300 スリーハンドレッド」Blu-rayが作りそうな気配。
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Posted by 尋
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