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» Memorial Day [ NewYork ]
5月の最終月曜日はMemorial Day(戦没者追悼記念日)。アメリカ各地で軍関連の催しが行われるが、一般庶民はその年の初バーベキューを楽しむ日と決まっているような祝日だ。
私は友人が近所の公園で開くバースデー・パーティに参加するのが定例になっている。今年は卓上グリルを持参してやきとり屋として参加。
公園の芝生の上に折り畳み式のテーブルを広げ、いいぐあいに煙を出しながらやきとりを始めて間もなく、パークレンジャーのユニフォームを着た太ったおばさん二人がやってきて、「ここはバーベキュー禁止!」だと言う。公園には決められたバーベキューエリアがあって、グリルやテーブルなども備え付けてあるのだが、自分がやきとりをやっていたのは写真の通り、芝生の広場の片隅。一応「ピクニックエリア」と呼ばれるところなのだが、火を使うバーベキューがダメなことは知っていた。でも、今まで一度も注意された事なかったし…。
仕方ないので、焼けるだけ一気に焼いて火を片づけようと、モーレツに焼き始めたところ、少ししてレンジャーの二人がまたもや近づいくるのが見えた。
「これから片づけるところだから」と話しかけると、レンジャーの一人が「すいません、さっきのは私のボスの間違いで、あんた達はそのままバーベキューを続けてよろしい」と、偉そうな口調で言う。
いやいや、ここは本当にバーベキュー禁止のはず…、でも、レンジャーさんが勘違いしてくれているなら…とこのまま楽しませてもらうことにする。
パーティに参加していた人たちは口々に「どこならバーベキューOKでどこがダメなのかさっぱり分からないけれど、わざわざ間違いを訂正しに来るなんて驚きだ」と言っている。
そう言われれば、でたらめを言っても自分の間違いを認めない人が多い社会で、あのレンジャーさん達は態度こそでかい人たちだったけれど、珍しく正直な人たちだった。
そんなこんなで一日公園で過ごした久しぶりの楽しい休日。周りを見ると、メキシコ系の団体がピクニックをしていたり、黄色の民族衣装を着た大勢のアフリカ系の人々が歌ったり踊ったりして楽しんでいたり。ニューヨークはどこに居ても人種のるつぼだから面白い。






