Unrated盤DVDがなくなる日? [ Buzz ]
NATO (National Association of Theatre Owners、映画館オーナー協会) の会長が、「ヒット作のUnrated盤DVDの発売は止めるべきだ」とコメントした、という記事が業界誌に出ていた。
つい先日、Fantasiumのサイトに「This Film Is Not Yet Rated」のレビューを書いたばかりなので、目に留まったニュース。
Unrated盤DVDはどういうものかと言うと、Unrated=無審査、つまり、MPAA(アメリカ映画業協会)によるレーティング指定を受けていない内容のもの、ということだ。
レーティングシステムとは、子供が観ていい映画かどうかを親が判断したり、映画館が入場者の管理をするためのガイドラインだが、「This Film Is Not Yet Rated」という映画は、MPAAのレーティングの基準が曖昧で差別的であるなどの問題を指摘している。
アメリカで公開される映画のほとんどすべてが公開前にレーティング指定を受ける。レーティング指定は強制ではないが、これがない映画は配給会社が買ってくれないので、結果的に欠かせないものになっている。またNC-17指定(昔のX指定)を受けてしまうと、これまた配給会社が買ってくれないため、R指定にしてもらえるように再編集しなければならないこともある。
3月のBlu-ray vs. HD DVD [ News ]

DVD FantasiumでのBlu-ray vs. HD DVD
発売以降の総数:Blu-ray 55%、HD DVD 45%
2007年:Blu-ray 60%、HD DVD 40%(1月1日〜3月11日)
アメリカ国内でのBlu-ray vs. HD DVD
発売以降の総数:Blu-ray 53%、HD DVD 47%
2007年:Blu-ray 68%、HD DVD 32%(1月1日〜3月11日)
ブログの更新が途絶えているうちに、国内での発売以来の総数で、Blu-rayがHD DVDを超えてしまった。
Fantasium ではHD DVDが少々持ち直し気味だがそれでもBlu-rayに負けている。正直なところ、最近は「Blu-rayばかり出ていてHD DVDはほとんど売れていない」という印象を持っていたが、きちんとした統計を出してみたら、HD DVDが予想以上に売れていたので少々ビックリ。思い込みというのは恐ろしい。でも同じように思っている関係者は多いだろう。そういうイメージが広がると、ハイデフ競争においてHD DVD側の不利になりそうだが…。
TOSHIBAは、4月1日からHD DVDプレーヤーの価格を値下げする予定だというニュースを読んだ。HD-A2とHD-A20は$100値下げでそれぞれ$399と$499、HD-XA2は$200下がって$799になるようだ。
ハイ・デフANIME第一弾は「Freedom OVA」HD DVD [ ANIME ]
6/26、Bandai Visual USAから米国盤「Freedom OVA Vol.1」(全6巻)がDVD/HD DVDコンボ・フォーマットで発売されることが発表された。価格は$39.99。日本と同時発売とのことで、どうやら全く同じ内容で日米で販売するようだ。
ハリウッド映画の米国盤DVD/HD DVDコンボ・フォーマットの価格帯は$34.98〜$39.99だから、30分足らずの本編1話のみ収録で$39.99となると、収録時間が短い分だけかなり割高感がある。そのうえ英語吹き替え音声の収録はナシ、ということで早くもアメリカのANIMEファンからは不満の声が挙がっているようす。
Bandai Visual USAは、これまでにも「機動警察パトレイバー2: The Movie」限定盤といった高額コレクターズアイテムをリリースしている。今後もその傾向は続きそうだが、米国盤としては例外的な価格設定をしているメーカーなので、今回の価格設定が今後のハイ・デフANIMEの基準とはならないと思われる。
聖パトリック・デー [ NewYork ]
日曜の午後。お昼はその辺のカフェでサンデーブランチにしようと思って外に出たら、ちょうどSt. Patrick’s Dayのパレードが始まるところだった。
3月17日は、アイルランドにキリスト教を伝えた聖パトリックの命日にちなんだSt. Patrick’s Day。当日はマンハッタンの五番街でアイルランド系移民による大規模なパレードが行われていたが、ブルックリンでは一日遅れでパレードを開催。マンハッタンの方は1766年から続いている由緒あるパレードで、TVカメラやら大勢の見物客が押し寄せるが、こちらはこじんまりしていてローカルな雰囲気。アヴェニュー沿いのデリの店員や近くの住人が徐々に集まってきてパレードを見送っていた。
NYPD、NYFD、クリスチャンの団体、バグパイプ、マーチバンド、アイリッシュダンス・グループ、そして全く何の芸もなく衣装もない普通の人たちが次々と行進してゆく。みな恥ずかしそうにしながらもどこか誇らしげ。
聖パトリック・デーは、アイリッシュにとっては一年で一番重要な祝日で、いつも朝一番でFantasiumのEMS貨物をピックアップに来るアイリッシュのおじさん・パットも、今週は休暇を取ってカリブにクルーズに行くと言っていた。
他民族の祭典を見ると、アメリカには日本人のためのパレードやお祭りがないことに寂しさを感じる。日本人としてのアイデンティティーを再認識するのもこんな時だ。
バグパイプの音色が意外にもノスタルジックで、いつまでも聞いていたかった。


























