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» 竜馬の妻とその夫と愛人 [ NewYork ]
Ryoma's Wife, Her New Husband and Her Lover
by Tokyo vaudeville Show Theater Company
Japan Society にて。
作:三谷幸喜 演出:山田和也
東京ヴォードヴィルショーによる「竜馬の妻とその夫と愛人」の舞台を観てきた。場所は前回「ALWAYS 三丁目の夕日」を観たJapan Society。
脚本は三谷幸喜で舞台は2000年が初演、2002年には映画化されている。三谷作品の演劇が海外で公演されるのはこれが初めてらしい。
Japan Societyで3日間行われる公演のうちの初日に観賞した。インターネットでチケットを購入したのだが席を自動的に割り当てるシステムだったようで、早々に買ったため前から二番目の席だった。チケットは35ドル。
内容は坂本竜馬の暗殺から13年後、竜馬の未亡人お竜(あめくみちこ)と三人の男たちをめぐる喜劇。お竜のほかには、再婚相手でテキ屋の松兵衛(平田満)、元海援隊士の覚兵衛(佐藤B作)、そしてお竜の愛人でテキ屋の元締め虎蔵(佐渡稔)が登場する。
幕末の英雄・竜馬をめぐる人々を、竜馬が登場せずにドラマ化するという設定が面白い。司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んでおいて良かったと思ったが、アメリカ人には、なぜ登場人物があそこまで竜馬への深い想いを持っているのか、ちょっと理解しがたいだろう・・・舞台が始まる前に竜馬についての解説映像が英語字幕付で流れたが、至って簡単なものだったし。
またさすがに日本語のお芝居はアメリカ人でもよほど好きでない限りは来ないのか、観客はほとんどが日本人。舞台の脇にスクリーンが設置されていて英語字幕が出るのだが、スクリーンと舞台が少々離れていて、私の席からでは字幕を読んでいると舞台の方は視界に入らない。舞台と字幕のタイミングが微妙にずれたりもする。言葉の壁を考えると海外でお芝居を行うというのは本当に大変だ。
そんなことを考えていたのも初めのうちだけで、観ているうちに完全にお芝居にのめりこんでいった。セリフはテンポ良く、笑いは単純で楽しく、最後にはホロリとさせらるいいお芝居だった。年季の入った演技はすっかり熟していて、客席の反応に合わせた進行も流れるようにスムーズ。さすが。場内は爆笑に次ぐ爆笑。舞台セットは雰囲気たっぷりで照明の使い方もきれいだった。
ネット上の日本のニュースサイトで読んだ記事によると、出演者は4人でもスタッフを含めると約15人。定員278の入場料35ドルでは赤字必至だということ。
こんな貴重な体験ができたこと、すごく楽しませてもらったことに、感謝、感謝。






