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» ハイ・デフへの批判 [ Buzz ]
この時期、アメリカのDVD業界でも各種コンベンションが次々と開かれている。
ロサンゼルスで現在行われているDisplaySearch HDTV Conference では、ハイ・エンドのAV機器を販売している小売店が集まっているが、次世代DVDを真っ先にユーザーに提供していく役目を果たす彼らの反応は厳しいようだ。
HD DVDとBlu-rayのキックオフについては、「何もかもが急ぎすぎた」「ハイ・デフDVDの登場劇は、新テクノロジーの幕開けの類いとしては最悪」という声が出ている。
具体的には、ディスクのクオリティ(特にBlu-ray)から、在庫数、タイトル、プレーヤーの在庫数まで、どれを取っても不満だというのだ。
こんなエピソードも業界ニュースになっていた。
SamsungのBlu-rayプレーヤーが発売された時、テキサスのあるAV機器ショップでBlu-rayのデモンストレーションを行おうと150人ほどのお客を集めた。ところが店のスタッフはその時点で発売されていたBlu-rayディスクの映像を見るなり、従来のDVDと変わり映えのしない画質に驚き、とても次世代のクオリティとしては紹介できないと判断。幸いにもSamsungのセールスパーソンが持ってきていたデモ用ディスクの画質が素晴らしかったので、そちらを見せることで解決した。
また、メディア・リサーチ会社 Screen Digest では、今年中にHD DVD、Blu-rayのいずれかがDVDの後継ディスクとして優勢になるようなことないだろうと予想している。この会社のアナリストはフォーマット競争がユーザーの購買意欲を失わせる結果になっていると分析。HD DVDとBlu-rayの2つのフォーマットは今後も共存し続け、いずれ価格とフォーマットの問題を解消した低価格デュアル・ディスクのようなものが登場して現在のハイ・デフに取って代わるだろう、とコメントしている。
レポートでは2010年にはパッケージ・メディア(映画やゲームソフトなどのメディア)の市場は390億ドルで、次世代DVDの市場はそのうちの約30%、110億ドルになると予測している。
ところで、ある調査で、2つのフォーマットの登場からそれぞれ6週間の間のプレーヤーの販売台数を比較すると、HD DVDプレーヤーがBlu-rayを33%上回っていたということが分かった。つまりBlu-ray100台に対してHD DVDは133台のペース。しかし価格差があるから、Blu-rayの方が売り上げ額では42%も上回っている。
Blu-rayプレーヤーは、それほど売れていないのかと思っていたので、試しにFantasium での7月の両フォーマットのソフトの販売数を比較してみたら、枚数にしてHD DVDソフトはBlu-rayソフトの1.6倍売れている。果たしてこの差は、今後どう影響するのか・・・。







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