0809

» バケーション障害 [ Journal ]

ヨーロッパでは「バカンス」とか「ホリデー」と呼ばれる夏休み、アメリカではもっぱら「バケーション」と言っている。そして今はバケーションのハイ・シーズン。

バケーションに出ている人が多いこの時期、一番影響が出るのが商品を届けてくれるUPS便(宅配便)。今週はいつもの担当者がお休みで、ピンチヒッターの配達の人がやってくれている。全米中がピンチヒッターだらけになると、普段は2日で届く荷物が3日かかったり、午前中の配達が午後になったり、貨物の一部だけトラックに忘れ去れていて夕方遅くにやっと発見されて慌てて持ってきてくれたり・・・。まあ仕方のないことではある。(Fantasium も明日は日本のお盆休みに合わせてお休みだし)

今日は午後からFantasium の社長と共に、会社のメインバンクであるJ銀行へアカウントの更新の件で交渉へ。アカウントを維持するための費用を払いたくないので免除してもらいたい、という話。銀行も今日あたりは閑散とした様子。これまで担当してくれていたレップが辞めてしまったので、とリあえず居合わせた人に対応してもらった。

J銀行のレップはこれまでに2回代わった。最初のレップは電話で話しただけで会った事はなかった。ある時、直接会って話したい、と向こうが言ってきたので会社に来てもらう事にしてアポを取ったことはあって、待っていたのだが結局すっぽかされた。

二人目のレップは優秀でとてもマメな人で、用も無いのにオフィスに来てくれたり、条件の良いセービングアカウント(定期預金)を作ってくれたり、「何か銀行への要望はないか?」と何度も何度も聞いてくれていた。今回、その人が辞めてしまったのは少々ショックだった。

二人とも転勤や退職になったのではない。ライバル銀行に転職してもっといいポジションに着いたのだ。当然だが二人とも辞める時に私たちへの挨拶など無かった。ある日突然、取引していない銀行から立派なグリーティング・カードが届いたと思ったら、これまでのJ銀行のレップの名前が書いてある。つまり、顧客情報を全部持ってもっと条件のいいライバル会社に売り込んだか、ヘッドハンティングされたか、そんなところだ。新しい銀行に移りましたのでこれからもよろしく、とカードが届いて、初めてレップが辞めたことを知った。

一人目のレップの時は約束をすっぽかした上に顧客情報まで持っていくなんてけしからん、と腹立たしかった。二人目の時には、頼りにしていたレップだっただけにショックは大きく、でもあの人は優秀だから同じところに留まっているはずがない、この際、会社の銀行も代えようか、と思ったほど。
結局レップによって客は振り回されるのか・・・。

Posted by 尋 at 2006年08月09日 23:50
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