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» ブラックアウト [ NewYork ]

猛暑の影響でクイーンズ地区で停電が発生したのが先週末のこと。一戸建て、アパート、オフィスビルなど合わせて2万5000の建物で停電し、電気のない生活を余儀なくされたのは10万人とも20万人とも言われている。

停電の原因が分からないまま9日が経過した。電気は徐々に戻ってきたものの、未だに100の建物で停電したまま。停電している地域では電力会社のCon Edison(コン・エジソン)がドライアイスを配ったり、赤十字が水や食事を提供している。ここ数日は30度を超える暑さには至っていないものの、冷蔵庫もエアコンも使えない夏の停電は最悪。おまけにそれが1週間以上も続き、揚げ句の果てに原因が不明でいつ完全に復旧するのか分からないありさまだ。

この停電騒ぎ、ニュースとしてはニューヨークのローカルなトピックなのだが、あまりに深刻な状態なので、DVD業界でも話題になっていた。スーパーマーケットなど食料品を扱うビジネスとは違ってDVDは停電でも販売できないことはないが、人々が水や氷を求めて躍起になっている時にDVDはそうそう売れる筈もなく、停電している地域のDVD専門店はどこも休業を余儀なくされたようだ。

そもそも7月はアメリカの経済はスローで、みなバケーションを取るし、企業も金曜日は半日だけで午後は休みというところが多いほど。DVD業界では第四四半期の売り上げが一番大きいから、今の時期はどこものんびりしている感じだ。

今月に入って、DVDレンタル・ショップはお店の場所によってはっきり明暗が分かれているというレポートも出ている。エアコンのある裕福なエリアでは前年を上回るレンタル率だが、エアコンのない家庭の多い貧困層の住む地区では前年を下回っているそうだ。夏が暑ければ暑いほど、この差は大きくなるのだろう。

それにしても、ニューヨーク近辺では毎年必ず猛暑が原因で停電が起きている。電力会社も事前に対策を整えておくべきだろうが、使う方も節電しようなどとは誰も言わない。これじゃあ、いつまでたっても毎年同じ事を繰り返すだけだろうに。

Posted by 尋 at 2006年07月25日 22:15
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