文化の違い [ NewYork ]
お昼頃ランチを買いに外に出たら、会社のビルの前にストレッチリモが止まっていて、その前にユダヤ教徒らしき人たちが何人か話をしている。すぐ側のマジソンスクエア・パークの前にバスが何台も止まっていて、ユダヤ教徒たちがなにやら布教活動をしているようだ。が、バスに備え付けられたスピーカーのクオリティが悪く、声はぶつぶつ言っているだけのように聞こえるので何を言っているのか全く意味不明。
昨夜からユダヤ教のパスオーバー(過ぎ越しの祭)が始まったとばかり思っていて、このブログにも昨日そのように書いたのだが、実はこの祝祭は来週からだということが発覚。我ながら自分とは違う文化についてはいいかげんなものだ。パスオーバーの8日間は働いてはいけないそうで、ユダヤ教徒は仕事をしない。
宗教や文化が違うと休日も違ってくる。例えば日本人ならお正月の三箇日は休みたいものだから、Fantasium もできるだけ3日までお休みをさせてもらっている。が、休んでいると取引先の関係者に迷惑をかけてしまったり、「何で休むのだ」と文句を言われたこともあったので、年によっては3日が初仕事になる。アメリカは1月2日が仕事始めだから、できるだけ迷惑や混乱を起こさないようにこちらも合わせているのだが、ユダヤ教の人たちはそんなことは考えない。信仰最優先。マンハッタンにある有名なユダヤ系の巨大カメラ店は、宗教活動のため普段から金曜の午後と土曜は休業しているぐらいだ・・・ウィークエンドに商売を休むなんて、信じがたい。
夜はリンカーン・センターに「シネマ・セレナーデ」という演奏会を聴きに行く。「ロード・オブ・ザ・リング」のハワード・ショアの書き下ろしとか、「スター・ウォーズ」のテーマを作曲家のジョン・ウィリアムズと二人のピアニストが連弾用にアレンジした曲の演奏は、客席から拍手喝采。8時に始まったコンサートは10時過ぎまで続いた。
今夜もそうだったが、アメリカ人というのは、真面目な演奏の最中であってもちょっとユーモアを交えた曲の展開になったりすると、クスッと言ったりとか、声に出して笑ったりするのには違和感を覚える。映画の一番シリアスな部分で笑い声が挙がったりするのと同じだ。決して「可笑しい」ものではなく、「興味深い」とか「面白い」と感じるのが自然だと思うのだが。クラシックのコンサートで笑い声なんて・・・信じがたい。


























