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» スタンドアップ [ Movie ]
North Country (Widescreen)
2006/2/21発売 米国盤DVD
2005年ニキ・カーロ監督作。シャーリーズ・セロン主演。
暴力を振るう夫から逃れるため、ジョージー(シャーリーズ・セロン)は二人の子供を連れて故郷の北ミネソタに戻ってきたが、ジョージーの父親ハンク(リチャード・ジェンキンス)は身持ちの悪い娘を歓迎しない。ある日、ジョージーは勤め先の美容院で昔の友人グローリー(フランシス・マクドーマンド)と再会し、グローリーが働いている鉱山での仕事に誘われる。実家を出て自立したいジョージーは男の職場である鉱山で働き始めるが、同僚の男たちからのさまざまな嫌がらせを受ける日々が続いた。やがてついに耐え切れなくなり、ジョージーは会社を訴えようとするが、同僚の女性たちから協力を得られないばかりか、自分の家族をも巻き込んで波紋が広がってゆく・・・。
アメリカ国内初の職場でのセクシャル・ハラスメント訴訟を描いた実話原作を基にした映画。監督は「クジラの島の少女」のニキ・カーロ。主演のシャーリーズ・セロン、助演のフランシス・マクドーマンドはそれぞれアカデミー賞にノミネートされている。
アメリカで初めての職場のセクハラ訴訟が題材だが、裁判のシークエンスはかなり大まかな描き方だ。セクハラを犯罪として視聴者に訴えるための映画でもないし、そういった社会問題を扱った作品というよりも、この訴訟を題材にして一人の女性の自立と家族との絆を描きたかったのだろう。
裁判が進行するうちに、主人公の高校時代のある重大な出来事と、それに関わった同級生であり鉱山でセクハラをした上司との関係が明らかになっていく。と同時にジョージーの両親や子供たちも苦しむようになるのだが、それを乗り越える姿を描いてるのがこの映画だ。だから裁判に勝利する瞬間のような華々しいシーンは用意されていない。むしろ監督はジョージーとサムが重大な事実について話すシーンや、ジョージーの父親ハンクと母親アリス(シシー・スペイセク)が娘のことで論になる場面など、家族のやりとりを通じて何かを訴えたかったのではないか。女性監督ならではの視点で。
DVDの映像は、寒々しいミネソタの風景を自然な色彩で再現した高画質。鉱山での暗いシーンも質感がよく出ている。5.1ch音声は、サウンドトラックの伸びが良い優れた音質。
特典映像として、この映画のモデルとなった鉱山職員の女性たちへのインタビューを含めた16分ほどのメイキング、カットシーン、劇場予告編を収録。






