0227
Blu-rayディスク第一弾、発売日決定!
SONYピクチャーズとライオンズ・ゲートは今日、Blu-rayソフトの発売日とタイトル名を発表した。PS3の発売は今秋まで延期されるのではとささやかれるなか、両社によるBlu-rayディスクの第一弾は、SamsungのBlu-rayプレーヤー発売と同時、5月23日が予定されている。価格は$29.99〜$39.99と、従来の新作DVDよりやや高めの設定だ。
両社とも既にDVD化されている旧作からリリースを開始するが、SONYピクチャーズがBlu-rayディスクでリリースする新作第一号はケイト・ベッキンセイル主演最新作「アンダーワールド:エボリューション」になる模様。
今日発表されたリリーススケジュールは以下の通り。
■ SONY Pictures ■
<5/23リリース>
- 50 First Dates(50回目のファースト・キス)
- The Fifth Element(フィフス・エレメント)
- Hitch(最後の恋のはじめ方)
- House of Flying Daggers(LOVERS)
- A Knight’s Tale(ROCK YOU! ロック・ユー!)
- The Last Waltz(ラスト・ワルツ)
- Resident Evil Apocalypse(バイオハザード II アポカリプス)
- XXX(トリプルX)
<6/13リリース>
- Kung Fu Hustle(カンフーハッスル)
- Legends of the Fall(レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い)
- Robocop(ロボ・コップ)
- Stealth(ステルス)
- Species(スピーシーズ/種の起源)
- S.W.A.T.(S.W.A.T.)
- The Terminator(ターミネーター)
<2006年夏リリース>
- Underworld Evolution(アンダーワールド:エボリューション)
■ Lionsgate ■
<5/23リリース>
- Crash(クラッシュ)$39.99
- Lord of War(ロード・オブ・ウォー)$39.99
- The Punisher(パニッシャー)$29.99
- Saw(ソウ)$29.99
- T2: Judgement Day(ターミネーター2)$29.99
<6月〜7月リリース>
- Reservoir Dogs(レザボア・ドッグス)$29.99
- Total Recall(トータルリコール)$29.99
- Stargate $29.99
- Dune(砂の惑星)$29.99
- The Devil’s Rejects $39.99
0226
New York Comic-Conに行ってきた。
2月24日〜26日の間、ジャヴィッツ・センターで開催されたニューヨーク初のコミコンで、本当は24日(金)の業者のみのトレード・ショウに行くべきだったのだが、この日は一日何かと忙しくて時間を作れず、土曜日は疲れ切っていて家でゴロゴロ。早くも最終日になってしまった。
既に2日連続で行ってきたというコミック業関係の友人から、「入場制限をするほどに混んでいた」とか「ものすごい人で身動きがとれないくらいだった」と聞いていたので、入り口で並ぶ覚悟をしていたのだが、事前に業者としてレジストレーションを済ませていたためカウンターでバッジをもらっただけで待たずにすぐ入場。
アメリカ最大のコミコンであるサン・ディエゴのコミコンと比べると、会場は10分の1ぐらいのスペースしかないが入場者数は同じぐらいと予想されているらしい。さすが、ニューヨーク。
0224
アメリカのマクドナルドの一部には、DVDレンタル機、通称「DVD Kiosk」があるということは以前の投稿で書いた。このDVD Kioskは利便性と安さで売り上げを伸ばしており、昨年12月の1ヶ月間にはマクドナルドでのレンタル数が110万枚に達している。ついにニューヨーク州にも登場する予定もあるとか。
そのマクドナルドのDVD Kioskが、レンタルだけではなくブエナ・ビスタのタイトルの販売を始めることになった。2月28日発売の「わんわん物語」がその第一弾で、4月4日発売の「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」がそれに続く予定らしい。
家族向けのディズニー映画というのは、マクドナルドにはこれ以上ないぴったりの商品だろう。今年一杯はマクドナルドはブエナ・ビスタだけを販売する契約だというが、来年以降は当然、他のメーカーの商品も扱うことになるのだろう。
マクドナルドについてネガティブなイメージしか抱いていない自分としては、そこでDVDが販売されるのにはちょっと拒否反応がある。マクドナルドでDVDを買うと、DVD Kioskのレンタル・クーポンが付いてくるのだそうだが、そのうちポテトのクーポンが付くようになるんじゃないだろうか。
今はDVD Kioskでの自動販売のみだが、そのうちメニューにも載るようになるんじゃないだろうか・・・。
0223
アカデミー賞の授賞式がいよいよ来週の日曜日。アカデミー賞のスケジュールはDVDの売り上げに大きく関わってくるから、オスカーの行方はDVD業界でも大いに注目している。
ノミネート関連作の中では、2月28日に「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」がフルスクリーン盤、ワイドスクリーン盤、2枚組コレクターズ盤の3種類が発売されるが、FOXがこれらのDVDをリリースするにあたって、意図的にDVD発売のアナウンスを遅らせており、DVD業界でちょっと話題になっている。
「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」の発売の噂は1月20日頃から流れていたが、FOXはなかなか発表せず、ようやく正式な発売日を含めたDVD仕様詳細が公表されたのが2月6日のこと。発売の僅か3週間前だ。
ハリウッドのヒット作は、通常は発売の2〜3ヶ月にアナウンスされる。小売り店は発売日が分かると商品の宣伝対策を考えたり、販売数を見積もりをしたりして、だいたい発売の一ヶ月前に設定されている「予約期限日」(この日までの予約分は発売日までの納品が保証される。但し予約期限日以降も予約は可能)までに予約発注をまとめるという手順があるが、FOXの設定している「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」の予約期限日は、1月31日。正式発表があった時には既にその予約期限を過ぎていたことになる。
アカデミー賞のノミネートが発表されたのが2月1日だから、どうやらノミネート効果による映画館での興行収入を期待して、わざとDVD発売のアナウンスを遅らせたようだ。11月末に公開された「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」は、現在も劇場で上映中。このまま興行成績を伸ばすため、DVDのリリース発表はできるだけ伏せておきたかったのだろう。
実際、FOXは、1月20日以降この作品の上映スクリーン数を全米で713も増やしていて、興行成績順位も先々週は13位、先週は12位と、公開14週目にして上昇している。
困ったのはDVDの小売店側。2月6日に発売が分かっても、2月28日の発売までに準備や宣伝ができる期間があまりに短く、予約数が期待できない。Fantasium でも2月7日付の「うわさのうわさ」にニュースを掲載したばかりで、今週にはもう入荷しているという状況だ。
興行成績を伸ばしたいなら、DVDリリースは公開終了後まで遅らせればいいものを、DVD発売日はアカデミー賞の授賞式効果を狙って設定された様子。主演のホアキン・フェニックスとリース・ウィザースプーンがゴールデン・グローブ賞をダブル受賞し、オスカーの有力候補にもなっているから無理もないことではあるが。
という訳で、今なら、映画館で観るか、DVDで観るかのチョイスがある。どちらにするかは、アカデミー賞の授賞式を見てから決めるつもり・・・。
0222
Rent: Special Edition (Widescreen)
2006/2/21発売 米国盤DVD
2005年クリス・コロンバス監督作。ロザリオ・ドーソン主演。
ドキュメンタリーを撮っている映像作家のマーク(アンソニー・ラップ)とルームメイトでギタリストのロジャー(アダム・パスカル)は、家賃を払うこともままならず、寒さに震えながらクリスマス・イブを過ごしていた。同じアパートに住むSMダンサーのミミ(ロザリオ・ドーソン)は、ロジャーに気のあるそぶりを見せるが、心に傷を負うロジャーは素直に彼女を受け入れられない。一方マークは、付き合っていたモーリーン(イディナ・メンゼル)がレズビアンの恋人を作ったためにふられてしまったばかり。彼らの元ルームメイト、コリンズ(ジェシー・L・マーティン)は、ストリートで襲われたところをドラマーのエンジェル(ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア)に助けられ、二人は恋人同士になるが・・・。
80年代終わりのニューヨーク、イースト・ビレッジを舞台に、レント(家賃)を払えない貧乏な若者たちの夢と現実、恋愛、友情、エイズ、ドラッグ問題を描いたヒット・ミュージカルの映画化。
DVD発売前からとても楽しみにしていた「レント」。
オフ・ブロードウェイのシアターで始まったミュージカル「RENT」は、オープニング当時から評判になり、やがてブロードウェイに進出。その年のトニー賞やピューリッツアー賞に輝き、当時は最もチケットが手に入りにくいミュージカルだった。現在もロングラン上演中で、連日舞台を観に通う「RENThead」(レントヘッド)と呼ばれる熱狂的なファンがいるほどの人気ぶり。日本でもミュージカル化されている。
そのミュージカルのオリジナルキャストを大勢起用し、同じ楽曲で「ハリー・ポッターと賢者の石」のクリス・コロンバス監督が映画化したとなれば、舞台を観ていなくても期待しないではいられないもの。
「ロック・オペラ」とも呼ばれた、若者の気持ちをストレートに歌い上げた歌詞とロック・ミュージックのリズムがぴったりはまった力強いメッセージはさすがに圧倒されるものがある。HIV陽性という絶望の現実と夢の狭間でもがく若者の恋愛、友情、エイズ、ドラッグ問題が音楽になってしまった時のパワーのすごさ!それを支える登場人物設定がしっかりしていて、それぞれ個性と魅力のある人間が描かれている事は、基本的なことだがこの作品の魅力の原点だろう。登場人物が乗り移ったようなキャストたちがまた絶妙だ。
ただ、英語字幕があっても一度観ただけではきちんと内容を理解するのはかなり困難。ストーリーも状況説明もほとんどがセリフではなく歌で表現されているのだが、ラップの早口あり、詩的表現になっていて分かりにくい部分ありで、流れについていくのがやっと。複雑なドラマはないのだが、人間関係やちょっとしたエピソードに関して最後まで謎の部分が残ってしまった。強烈に耳に残る歌の数々も、十分に堪能するには至らず、これはDVDで繰り返し観るべきだと痛感。
2枚組のDVDは、ディスク#1に本編、監督とマーク役のアンソニー・ラップとロジャー役のアダム・パスカルが登場のコメンタリーを収録。本編は画質・音質共にクオリティは全く申し分ない。
DVDとしてのもう一つの見どころは、ディスク#2に収録のドキュメンタリー。オリジナルミュージカル作品の誕生秘話がかなり詳細に記録されており、これを観ると作品のメッセージにより説得力が増す。特に原作者のジョナサン・ラーソンの人物像がありありとドキュメントされている。本編ではじわりと来た程度だったのに、ドキュメンタリーではしっかり泣けてしまった。特典はほかに、カットされた曲のシーン、原作者のジョナサン・ラーソンにちなんだ財団の紹介映像を含む。
原作者のジョナサン・ラーソンは、ウェイターとして働きながら数年がかりでこの作品を書き上げたが、舞台のオープニング前日に急死、完成した舞台を見ずにこの世を去っている。ジョナサン・ラーソン自らの体験を元にした「レント」は、才能がありながらまだチャンスに恵まれず、日々貧しさに耐えながら夢を追う若者の魂の叫びそのものなのだ。
No Day But Today!