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» 公共の交通 [ NewYork ]
車社会のアメリカで、公共交通網が発達している数少ない都市の1つであるニューヨーク市。しかも地下鉄は24時間運行で、1回2ドルの乗車賃を払えば、地下鉄の路線上ならばどこまでも行ける。乗り放題のメトロカードでは、バスも乗り放題。なかなか便利なように見えるのだが・・・。
一応時刻表はあるらしいが、そんなものがあること自体知らない人の方が多いだろう。路線にもよるが、たとえラッシュ時であろうとも、電車が来ない時は全然来ない。15分くらい待たされることもざら。あげく、やっと来たと思ったら満員で乗れないこともしばしば。通勤で電車に乗る人たちなどは遅刻すまいと必死なので、無理やり乗り込もうとしてドアを押さえる、またはバッグを閉まるドアに挟み込んで強引にドアを開ける。それでなかなか発車できず、運行はさらに遅れる。たまに車掌がキレて「すぐ後ろにもう1本電車が来てるから(本当か?)無理に乗るな!ドアを閉められない限り発車しないぞ!」と放送で怒鳴る。
バスの場合、やっぱりさんざん待たされて、しかも目的でないバスだけ何本も通り過ぎて行ったりしてストレスも最高潮になる頃、ようやく目的のバスが来たと思ったら、その同じバスが3台連なって来ていたりする。交通事情によってなかなかうまく運行できないのはわかるにしても、もう少し効率良く動くことはできないものか?
彼らなりの「効率良くする努力」なのか(?)、各駅停車の電車に乗っていると突然「ここから急行になります」ということも珍しくない。この放送が流れると、車内には怒りまじりの低い呻きやため息が充満する。これが、路線の途中なのに「次の駅で終点になります」などということになったりすると、ため息はさらに大きくなる。
ちなみに不思議なのが、ものすごく混んでいる電車になんとか乗り込むと、意外と車内奥は空いていることがけっこうあるということ。要するに、先に乗っている皆さんが詰めてくれないので、無理に乗った人々は扉付近で団子状態になっているというわけだ。また、大きな駅などで大人数が降りようとするとき、かたくなに扉のそば(ひどい時は真ん前のことも)からどこうとせず、人の流れを激しく妨げる人もいる。乗客たちも黙っておらず、「詰めて!」と叫ぶ人あり、邪魔な人を突き飛ばして下車する人あり。日本もラッシュ時の電車はさながら「戦場」だが、日本では無言の殺気を感じるのに対し、ニューヨークでは、ひたすら騒がしいのだった。







» けっこうある from たのしい検索 ゆかいな検索
日本の朝の通勤ラッシュも大概だと思ってたけど、アメリカの、ことにニューヨークのこんな公共交通事情を読んでしまうと、日本の通勤ラッシュなんてかわいいもんだと... [続きを読む]