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» DVDレンタル事情・その2 [ Buzz ]
DVD自動レンタル機、通称「DVD Kiosk」というものがある。正確な数は不明だが、現在1500から2000ほどのDVD Kioskがアメリカで使われているという。広大なアメリカ国土を考えれば非常に僅かな数であり、ニューヨークでも見た事はないが、テキサス州ヒューストン市やコロラド州デンバー市内にはそれぞれ100台以上も設置されている。DVD Kioskが置いてあるのは主にスーパーマーケット、大学の学生寮、ガソリンスタンドやコンビニ、マクドナルド。マクドナルドにはデンバー市を中心に現在800台以上のDVD Kioskが設置されており、借りた場所と返す場所が違ってもOKで、1日につき1ドル(例えば3日借りれば3ドル)という安さ、支払いはクレジットカードまたはデビッドカード(口座引落しカード)という利便性があり、デンバー市におけるDVDレンタル利用の10%はマクドナルドのDVD Kioskが占めているという調査結果もある。
このDVD Kioskは一種類だけに限らず、いくつかのメーカーによって製造されている。価格は一台1万5000ドルから3万ドル、それぞれ大きさによって100枚から4500枚のディスクを貸し出し用に収納できる。4500枚収納できるレンタル機は50スクエア・フィートの場所が必要とのことで、缶飲料の自動販売機のようなものを想像しているとかなり大きく感じるが、タッチパネルでタイトルを選んだり、返却BOXを付けたりするためにある程度の大きさは必要なようだ。
1980年代にあったVHSレンタル機はあっという間に姿を消しているが、DVD Kioskはこれから伸びていくのだろうか?従来のレンタルショップのように、ジャンル別や俳優別に並べてある棚を眺めつつ今夜観る映画を選ぶような楽しみはないし、店長のお薦めコーナーのような個性あるセレクションもないだろう。ファースト・フードを食べながらハリウッド最新映画を観て、翌日返却BOXに入れた途端にタイトルすら忘れてしまうような、使い捨て感覚になってしまいそうだ。レンタルショップの関係者は、「そんなに簡単に利益が出るわけがない」との見方が多いが、買い物のついでに、しかも安くレンタルできるのはかなりの利点だ。セレクションの数が一番の問題だが、それでも近所にあればつい利用してしまいそうな気もする・・・。






