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» 銀河ヒッチハイク・ガイド [ Movie ]
The Hitchhiker's Guide To The Galaxy (DTS)(Widescreen)
2005/9/13発売 米国盤DVD
2005年ガース・ジェニングス監督作。マーティン・フリーマン主演。
ダグラス・アダムスの脚本で1978年に放送されたBBCラジオ・ドラマ「銀河ヒッチハイク・ガイド」は、翌年に小説化されて大ベストセラーになった。その後TVシリーズとして放映され、この夏ついに映画化された。
イギリスでミュージックビデオを手がけてきたガース・ジェニングスが初の映画監督を務め、主人公のアーサー役には、イギリスでのTV出演は多いがスクリーンではほとんど見覚えがないマーティン・フリーマン。鬱病のロボットはアラン・リックマンが声を担当、エキセントリックな銀河大統領にサム・ロックウェル、カルト宗教の教祖みたいな宇宙人にジョン・マルコヴィッチと、脇を固める個性派俳優の方は注目のキャスティング。
ストーリーは、銀河バイパスの建設のため破壊されてしまった地球でただ一人生き残ったアーサーが、宇宙人の友達(モス・デフ)と共に宇宙をさまよい、さまざなまな生物と出会いながら、"ultimate question"(究極の問い)を探すという冒険物語。
SF映像は良く出来ていて見応えあり。イギリス的な皮肉とブラックユーモアのノリについて行けるかどうかが、本作品を楽しむための一番のポイントだろう。ただし、単純な笑いだけの映画ではないので、イギリスのコメディが苦手だったり、特にSFが好きでないという人も一見の価値はある。全く意味をなさないような奇想天外な展開と軽いジョークの中に、人生の意味についての問いかけが隠されている。実は、生きることについてちょっと考えさせられる映画なのだ。
DVDのクオリティについては、画質はTHX仕様だがややソフトな印象。DTS音声は、サラウンドや低音が効いたハイ・クオリティに仕上がっている。
特典収録も、監督らのコメンタリー2つ、カットシーン、インタビュー、ヒッチハイク・ガイドから未使用用語の紹介、イルカの歌のシング・アロング、文字当てゲームと、ひと通りのお楽しみが揃っている。カットシーンは、"Deleted Scenes"と"Really Deleted Scenes"とに分けてあり、どちらも削除シーンだと思ったら大間違い。すっかり騙されてしまった。もっと騙されたのは、"Marvin's Hangman"という文字当てゲーム。4つの文字を当てるだけのシンプルなゲームなのだが、アルファベットを一つ選ぶ度にアラン・リックマンの声で鬱なコメントが聞こえてきて、鬱病ロボットの体が解体されていく。いちいちコメントされることに少々いらつきながら何度もトライしたが、必ず負ける。どうやって4つの文字を見つけるのか検討もつかない。いいかげん嫌になってやめてしまった途端、そうか、そういうことか!と、自分の考えがすっかり間違っていたことに気が付いた。この皮肉なゲームは、映画のコンセプトを物語っているのかもしれない!?






