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「Law And Order」ロケの日 [ NewYork ]

To Set 1ランチタイムにチャイニーズ・フードを買いに出た時のこと。オフィスビルを出てすぐそばの電柱に「TO SET →」(セットはこちら→)という黄色い張り紙が貼ってあるのが目に入った。辺りを見渡すと、撮影トレーラーや機材を積んだトラックが何台も路上駐車している。TVシリーズ「Law And Order: Special Victims Unit」のロケ撮影だ。このドラマはニューヨークを舞台にした犯罪サスペンス・ドラマで、時々我が社のオフィスすぐそばの教会でもロケをやっている。ロケの日は歩道が機材でふさがって困ることがあるが、それよりも問題は今日のランチメニューの選択に影響するということだ。


というのは、以前、やはり同じチャイニーズ・フードを買いに出かけたところ、この撮影部隊が大人数分の注文を入れていたため、自分の注文ができるまでにかなり待たされたことがあるのだ。チャイニーズのテイクアウトはニューヨークの人気ファースト・フードの一つで、作りたてのFried Rice(チャーハン)や Lo Main(焼きそば)から肉料理、魚料理まで幅広いメニューがある。小さなテーブルがあるのでそこで食事する事も出来るが、テイクアウトすることもできるので、アジア人はもちろんアメリカ人も好んで食べている。よく映画やドラマのワンシーンで白い四角い紙容器から直接食べてるシーンを見た事があると思うが、アレがそうである。
To Set 2今日は待たさせるのはいやだったので、撮影中の彼らのランチは何だろう?と撮影現場の辺りを伺っていたところ、路上に並んでいる何台もの大型トラックの中にケータリング用のトラックを発見。ケータリングのトラックというのは、屋台のキッチンがトラックになったようなもので、ハンバーガーやドリンクなどをサーブしてくれる。テレビでも映画でも大きなロケには欠かせないものだ。このトラックがあるということは彼らのランチはハンバーガーかサンドイッチのはず、ということで、今日の自分のランチは予定通りチャイニーズ・フードに決定。
帰り道、また別の張り紙を見つけた。読んでみると、「ロケでご迷惑をかけますがご理解ください」と、この付近の住民や通行人にお詫びするような内容だった。確かに路肩はトラックだらけ、歩道にも機材が溢れたりで不便を感じる人も多く、文句の一つも出るのだろう。でも、まさかこの張り紙を貼った人も、一個人のランチにまで影響を及ぼしているとは思っていないだろうけれど・・・。


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