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» 赤字映画のセカンド・チャンス [ Buzz ]
観客動員数、チケット売り上げ額ともに去年より大幅な減少となってしまったこの夏のハリウッド映画界。特に大手スタジオが巨額の製作費をかけた大作が惨憺たる結果に終わったことは、これから年末にかけて発売されるDVDの内容にも影響することが予想される。大手スタジオは、映画製作費の赤字の埋め合わせを狙ったDVD販売戦略を行うことになるからだ。
ドリームワークスから12月13日に発売されるマイケル・ベイ監督の"The Island"(アイランド)は、1億2200万ドルの製作費に対して、アメリカ国内の興業成績はたったの3600万ドル。DVDの売り上げを期待するドリームワークスは、このDVDの3ドル引き割引券を一般の雑誌に付ける予定だそうだ。ふだんはDVDを買わないような客層も狙ったクリスマス商戦だろう。
MGMから11月15日発売の"Stealth"(ステルス)(製作費1万3000万ドル、興業成績3170万ドル)は、客によりアピールするために劇場公開時のポスターと同じ写真を取りやめて出演者を大きくしたDVDジャケットに切り替えた。コロンビアの"Bewitched"(奥さまは魔女)(製作費8500万ドル、興業成績6220万ドル)は、魔女にちなんでハロウィン合わせた10月25日に発売日を設定、ユニバーサルの"Cinderella Man"(シンデレラマン)は、周囲の予想よりも2ヶ月も遅い12月6日にDVDを発売することで、オスカー・レースに少しでも優位に立ってDVDの売り上げを伸ばそうとしている。
そういった販売戦略はそれほど珍しいことでもないが、近ごろではDVD化にあたって映画そのものを見直すことさえある。ワーナーの「アレキサンダー」は、「劇場公開版」の175分という上映時間が長すぎて不評だったため、オリバー・ストーン監督が新たに編集した「ディレクターズ・カット版」(それでも167分もある)DVDを同時発売したのだが、ディレクターズ版は公開版の2倍も売れたという。
これと似たようなケースがパラマウントから11月22日発売の"The Honeymooners"。劇場公開時にはPG-13レーティング(13歳未満には不適当)のティーンをターゲットにした作品だったが、いざ公開してみるとティーンよりもファミリー向けという評判となってしまったので、DVDは家族向けに編集してPGレーティング(保護者の同伴を推奨)の低年齢層を対象にしたエディションを発売する予定だそう。
DVDが売れるように映画を作り直す、ということが当たり前になってしまったらちょっと考えものじゃなかろうか。ある調査では、DVD購入者の60%はその映画を劇場では観ていないそうだ。DVDでもう一度観たいと思うほど面白い映画が少なくなっていることの表れだろうが、赤字映画のセカンド・チャンスとしてのDVDはちょっと寂しい。映画そのものが面白ければ、必然的にDVDだって売れる筈なのに。
いつもご苦労様です。
アイランドって、そんなに不評な映画だったんですか?
ユアン主演でも駄目ってこと?・・・エピソード3のせいなのか?
ところで、アイランドって、日本のほうがリリース早いですね。
一般的に、半年くらいは、公開時期と同様に
日本より遅れるのに・・・・
エピソード3とかは、1ヶ月遅れで、あまりディレィが生じなくて
嬉しいですが
次世代のHD-DVDでは、リージョンコードというものが
無くなるかもしれません。
「アイランド」。日本でも夏に公開されてコケました。
なんでも、海賊版を恐れたプロデューサーが、公開直前まで日本にフィルムを送ってこなかったそうで、日本の配給会社は試写を回すことが出来ず、クチコミ戦略がとれませんでした。
海賊版を恐れるぐらいなら、映画なんか作らなければいいのです。
なぜかこの作品のDVDは、日本先行発売なのですね。それが売れなかったら、また海賊版のせいにするのでしょうか(笑)?
コメントをいただきどうもありがとうございます。「アイランド」にしても「ステルス」にしても、製作費をかけすぎたのが問題でそこそこのヒットでは費用を回収できないようですね。
「アイランド」の出来はそれほどひどくはなかったと思いますが、観た翌日には細かい内容は忘れてしまうようなありきたりの娯楽映画でした。日本でDVDが先にリリースされるのも、海賊版対策や販売戦略なのでしょうか。。。






